2/19インドネシア語講座
ゆるゆるとすでに3年半続いている講座です。最新のインドネシアの話題に触れましょう。全然知らなくても解説をご用意しますのでご心配なく。
今月は…終わってしまいました。すみません…。事前告知、フェイスブックでやっていただけで、こっちに掲載し忘れていました。

20170219イネ語 

ビジネス実践インドネシア語講座
2017年2月19日(日)14:30~17:00
レストラン 五條 源兵衛 (奈良県五條市新町通り) にて
アクセス:JR和歌山線五条駅徒歩10分、無料駐車場有 
      http://genbei.info/

今月のトピック: 

①知られていない日本の真相 

 インドネシア人旅行者が見た日本の不思議な習慣50数項目からピック

  アップして読みました。 

②ポンティアナックに女性の幽霊像が建てられる?  

 西カリマンタン州の州都のポンティアナックですが、その都市名の意味は

  女性の吸血幽霊(笑)。で、ポンティアナック州が観光名所としてその名

  の由来となった女性の吸血幽霊像(100m)を建設しようという話がある

  …という記事を読みました。 

③金正男の死に関しインドネシアのパスポート所持者が逮捕

  CNNインドネシアより最新の話題を読みました。 


 参加費: 3000円(当日現金でお支払下さい

      遠方参加者歓迎!皆様、市外/県外からの参加です。


 --お菓子と教材(解説つき)

プリントの準備がありますので、出席ご希望の方は前日夜中にメールフォームからメールをお願いします。 


--源兵衛特製の茶菓子付 

今月(★上の写真)はあすかルビー(上のイチゴ)、古都華(下のイチゴ)、ナスタチウムの葉と花(いかにも草という野趣があります。)あすかルビーは今から出回り始めるイチゴで、古都華と新旧交代です。 


源兵衛で昼食/夕食をご希望の方は、直接源兵衛にお申し込みください。源兵衛は昼の部が14:30で終わり、夜の部までの間の営業時間外を利用して本講座を行っています。

2017.02水牛「ヒストリーとストーリー」
高橋悠治氏のサイト「水牛」>「水牛のように」2017年2月号コーナーに、「ヒストリーとストーリー」を書きました。


ヒストリーとストーリー

昨年の大河ドラマ「真田丸」では、時代考証を担当する研究者のドラマに関する発信がいつになく多かった。その中で最も驚いたのが、史料に基づく実証的な研究が進んだのが1990年代以降、特に豊臣政権樹立後から江戸時代に入るまでの期間に関する史料に即した研究が進んだのはここ5年ほどだということ。そんな最近のことだったとは思いもよらなかった。大河ドラマが始まったのは1963年だし、その原作になるような、史実を踏まえた司馬遼太郎らの歴史小説が書かれ始めたのもその前頃(だいたい1950年代後半)からだ。とすれば、今まで私たちが小説やテレビドラマ、映画で見てきた関ヶ原の戦いや大坂の陣などのエピソードなどは何だったのかといえば、実は江戸時代の講談や明治以降に作られたフィクションが多いのだという。

真田十勇士がフィクションだということは分かるけれど、合戦研究なども明治になって陸軍参謀本部が兵士の教科書として作り上げた部分が多く、実証的ではなかったのだそうだ。このことは研究者には当然の事実なのかもしれないが、私には驚きだった。このドラマでは、史実通りではないとクレームがきた描写が、実は最新の研究成果から分かった史実に基づく描写だった、という状況が時々起こっていた。ところが、時代考証者や脚本家自身の反論があればあったで、史実通りに描けば良いというものではないとか、皆が良く知っていることは史実でなくても入れるべきだと矛盾したことを言う人もいて、結局、人はヒストリーよりも自分の信じたいストーリーを好むのだなあと感じたことだった。

そんなところが気になってしまうのは、インドネシアでの出来事とつい比較してしまうからだ。インドネシアで以前、ある大学教授―ということは知識人―と話をしていた時に、その人がインド伝来の叙事詩である『マハーバーラタ』や『ラーマーヤナ』を歴史(sejarah)として認識していて、そのことに私は大変面食らったことがある。私自身は、それらは歴史的な記憶が反映されているとしても物語(cerita)であり、実証的な歴史とは違うと当然のように思っていたからだ。その後、同様の経験をした日本人と会って、インドネシアではこれらは歴史として認識されているようだという話で盛り上がったことがある。

田中千鶴香氏によると、historyとstoryは元々は一つの語で分化したものらしく、現代英語でもhistoryに「時間にとらわれない自然現象の体系的記述」という意味があるのだそうだ。ということは、史実かどうかを問わず出来事のつながりを物語ることがヒストリーであるらしい。そうなると、インドの叙事詩もヒストリーだし、実証的でなかった今までの関ケ原合戦の語りなどもヒストリーだということになるのだろうか。上で、「人はヒストリーよりも自分の信じたいストーリーを好む」と書いたけれど、むしろ「人は自分の信じるヒストリーが否定されると怒る」ということだったのだろうか。


1/29 ビジネス実践インドネシア語講座のお知らせ
2/1 加筆
以下、無事終わりました。今月のお菓子は古都華(ことか、奈良県産いちご)、ナスタチウムの葉、きんかん蜜煮です。

20170129イネ語講座_古都華、ナスタチウムの葉、きんかん _ブログ

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2017年最初の講座です。ゆるゆるとすでに3年半続いています。最新のインドネシアの話題に触れましょう。全然知らなくても解説をご用意しますのでご心配なく。

ビジネス実践インドネシア語講座
2017年1月29日(日)14:30~17:00
レストラン 五條 源兵衛 (奈良県五條市新町通り) にて
アクセス:JR和歌山線五条駅徒歩10分、無料駐車場有
     http://genbei.info/

今月のトピック:
① 安倍首相のインドネシア訪問
② ジャパン・ファッション・イベントへの制服系ブランド出店
③ 未定

参加費: 3000円(当日現金でお支払下さい)
     遠方参加者歓迎!皆様、市外/県外からの参加です。

--お菓子と教材(解説つき)プリントの準備がありますので、出席ご希望の方は前日夜中にメールフォームからメールをお願いします。

--源兵衛特製の茶菓子付 
と言いつつ、写真は先月のお菓子の写真です。この時は源兵衛さん作ではなく、市内のパティスリークリアンによるエクレアをクリスマスプレゼントとして差し入れてくれました。
20161211パティスリークリアンのエクレア


源兵衛で昼食/夕食をご希望の方は、直接源兵衛にお申し込みください。源兵衛は昼の部が14:30で終わり、夜の部までの間の営業時間外を利用して本講座を行っています。
2017.01水牛「ジャワ神秘主義と卵」
高橋悠治氏のサイト『水牛』 に今月は「ジャワ神秘主義と卵」を寄稿しました。
→ 「水牛のように 2017年1月」をクリック
→ 「ジャワ神秘主義と卵」をクリック


ジャワ神秘主義と卵

明けましておめでとうございます。今年の酉年にちなんでニワトリ関係の話を1つ…ということで、卵の話。

タイトルにあるジャワ神秘主義というのは、ジャワ島に見られる土着信仰で、瞑想修行や霊力のある物(剣や石など)の収集などを通して超常力を身につけようとするものだ。私は実はジャワで霊的な力を持つ人に見てもらったことがあり、その際に卵を使うのである。

私が出会ったジャワ神秘主義指導者(以下、老師)は、ある舞踊家(以下、A氏)がその方面で師事する人だった。10年ほど前、A氏は自分の舞踊公演に老師を呼び、公演後に私にも紹介してくれた。当時、私には深刻な悩みはなかったが、この種の人たちがどうやって「見る」のかにずっと興味があったので、今度ある助成金に応募するのでアドバイスしてほしいという相談を持ちかけた。

その夜、老師はこれから水浴しようと言い出し、ソロかジョグジャ辺りの郊外のどこか分からない聖水の水源地へと私は連れていかれた。王宮関係の場所のようだ。かなり広い敷地で、門の中には満々と水をたたえたプールのようなものがあり、月明かりに照らされている。他に人はいない。老師と共に私はそこで水浴びをした。

それから私の家に向かう。老師に言われて、私は途中で開いている市場で生卵を1個買った。余談だが、これは2005年夏の出来事だった。卵の値段が高すぎると私が店の人に文句を言うと、「実はねえ、最近この村で鶏がバタバタ死んでしまって、いま卵はなかなか手に入らないのよ~」という会話を交わしたのだ。2005年12月になってインドネシアで鳥インフルエンザの死者が出たと発表があったので、それより何か月も前から地方の鳥の間では流行していたことになる。

閑話休題。私の家に着くと、薄暗い電気の明かりの下、私と老師は差し向かいで床に座った。老師は祈りの言葉を口にしたあと慎重にその卵の先を爪で欠いていく。中から石が出てきた。ジャワの男性がはめている指輪に載っている石くらいの大きさだ。ジャワ人でも懐疑的な人は、薄暗い中でやるのがミソで、指の間に隠していた石をさも卵から出てきたように見せるのだと言うのだが、それでも目の前の光景に仕掛けがあるようには見えなかった。老師は、それをお守りにして絶えず身につけていなさいと言う。もし老師の力を呼ぶ必要があれば、石を右手(確か)に載せて祈りなさい、私に通じるから、とも言う。そして、私の相談ごとだが、私の書類にはまだ不備が多いのでもう一度初めから書き直しなさいと言う。もう少し詳しいアドバイスがあったがそれは秘密。ともかく、そのお陰だったかどうか知らないが、私は無事に助成金を獲得した。

私が老師にもらった石は緑色だった。私たちにずっと同行してくれたA氏の甥が後日語ったところによると、緑色の石はランクが高い、これが出てくるのは珍しいと羨ましがられた。彼も老師に何度か見てもらっているが、茶色い石ばかり出てくるそうだ。もらう人(私)のランクによるのか(笑)、相談内容によるのか、老師の手持ちが偶然緑色の石しかなかったのかは分からないが、この石を指輪にして身につけるのが良いらしい。私は指輪には加工せず、紙に包んで財布の中に入れていた。ところが、この石は私が助成金を得てインドネシアに再び戻った(2006年8月)早々に忽然と消えてしまった。このことをジャワ神秘主義に通じた人に話すと、石には「意志」があり、その使命を果たすと消えるのだと慰められた。
12/11インドネシア語講座
年内最後の講座です。

12/29 UP NEW! 今月のお菓子の写真をアップしました。今回は源兵衛さん作ではなく、市内のパティスリークリアンによるエクレアをクリスマスプレゼントとして差し入れてくれました。 
20161211パティスリークリアンのエクレア

ビジネス実践インドネシア語講座
2016年12月11日(日)14:30~17:00
レストラン 五條 源兵衛 (奈良県五條市新町通り) にて
アクセス:JR和歌山線五条駅徒歩10分、無料駐車場有
     http://genbei.info/

今月のトピック:
① グレジャ・アヤム(鶏の教会)
② ジョグジャのキノコ料理専門店
③ ワクワク・ジャパン(日本のTV放送)

参加費: 3000円(当日現金でお支払下さい)
     遠方参加者歓迎!皆、市外/県外からの参加です。

--教材(解説つき)をプリントでお渡ししますので、出席ご希望の方は当日朝9時頃までにフォームからメールをしてください。

--源兵衛特製の茶菓子付 
※写真は先月のもの。「五條のりんご、ペンタスの花、ステビアの葉(奥)、オレガノの葉」に紅茶。
20161120_五條のりんご、ペンタスの花、ステビアとオレガノの葉_blog



源兵衛で昼食/夕食をご希望の方は、直接源兵衛にお申し込みください。源兵衛は昼の部が14:30で終わり、夜の部までの間の営業時間外を利用して本講座を行っています。
12/17 寝屋川市で「スコルノ」を踊る
以下のイベントで踊った時の写真を掲載します。
(撮影: 寝屋川市国際交流協会)

演目はジャワ舞踊スラカルタ様式の曲「スコルノ Sukarena」です。特に物語の背景はなく、大人になりかかった女性の美しさを描写した作品で、宮廷舞踊の構成や動きを多く取り入れています。スラカルタ宮廷舞踊家のクスモケソウォ Kusumakesawa が1950年頃に振り付けた作品です。

20161217寝屋川市国際交流協会2

20161217寝屋川市国際交流協会1

留学生・在住外国人との楽しい交流 <多文化交流ひろば>

日時: 12月17日(土)
場所: 寝屋川市立市民会館 地下第1多目的室
主催: NPO法人 寝屋川市国際交流協会(NIEFA)
12/17寝屋川市で踊る
以下のイベントで踊ります。私の出番は3時過ぎになりそうです。寝屋川市内在住・在職・在学者限定のイベント、しかも50人限定なので、来ていただける方は限られるのですが…。

留学生・在住外国人との楽しい交流 <多文化交流ひろば>

日時: 12月17日(土)午後2:00~
場所: 寝屋川市立市民会館 地下第1多目的室
対象: 市内在住・在職・在学の方
定員: 50人(申し込み順)
参加費: 無料
主催: NPO法人 寝屋川市国際交流協会(NIEFA)

同時開催
・スピーチコンテスト 2:00~ (NIEFA、摂南大学共催)
・インドネシア料理を囲んで

寝屋川市
2016.12水牛「町内会の夜警」
高橋悠治氏のサイト『水牛』 に今月は「町内会の夜警」を寄稿しました。
→ 「水牛のように 2016年12月」をクリック
→ 「町内会の夜警」をクリック



町内会の夜警

「火の~用~心、(カチッ カチッ)」と町内会の人が拍子木を叩きながら夜廻りする時期になると、ああ、いよいよ今年も押し詰まってきたなあと感じる。

インドネシアにも町内会の夜警(ロンダ・マラムronda malam)があって、拍子木ならぬクントゥンガンkentunganと呼ばれる木や竹で作ったスリット・ドラムを手に持ち、叩きながら廻る。これは年末に限らない。私の住んでいた地域では、兄ちゃんや爺ちゃんが数名で廻っているのをたまに耳にすることがあった。ただ、私も夜は大体外出していたので、正確な実施状況は知らなかったし、地域によっても差はあると思う。

この夜警だが、夜廻りを一通りやって終わりではなくて、一晩寝ずの番で自分たちの町内を守る。インドネシアの町内会は、日本軍政時の隣組制度を起源として法整備されている。各町内に通じる辻にはポス・カムリンpos kamlingという東屋のようなものが設けられ、毎晩、町内から数人の男が出て交代で一晩詰める。ポス・カムリンの軒にはだいたい巨大なクントゥンガンが吊り下げられていて、何事かあるとこれを叩いて知らせることになっている。そこで男たちはだいたいはチェスをやって時を過ごしている。

何人かの知り合いのインドネシア人男性は、この夜警に出るのは大変だと言っていた。次の日には仕事に行かねばならないのだから。夜警に出られない場合はお金を出さないといけない(この辺は日本の町内会と同じ)が、度重なると負担になるし肩身も狭いという。

私は地方都市の町中の一軒家を借りて住んでいた。女子だし外国人だし…ということで、町内づき合いは免除されていたように思う。けれど、それだからこそ、また、私はいろいろ行事や公演を見に行って夜が遅くなることが多かったので、夜遅く帰ってきたら夜警の人にはいつも挨拶を欠かさないようにしていた。出先で食べ物をもらうことがあると、夜警の人たちにいつも差し入れるようにしていた。私が貢献できることはそれくらいしかないのだし、町内の人たちと交流してどんな人なのかを知ってもらうことが、結局は自分の身の安全につながるのだ。ジャワに住み始めて最初の頃は、なんで夜にたむろしてチェスする男性が多いのだろうと不思議に思い、少し怖くも思っていたけれど、今となっては懐かしく感じる。




9/24 インドネシア映画祭
遅まきながらアップします。

インドネシア総領事館のご招待で下記開会式(24日)に行ってきました。

2016年インドネシアの映画祭
Festival Film Indonesia 2016

会期:   2016年9月24日(土)~25日(日)
      開会式 24日 12:00~
場所:  シネマート心斎橋
     (大阪市中央区西心斎橋1-6-14, ビッグステップ4階)
作品:  
1. "Aach, Aku Jatuh Cinta" (アッ、恋に落ちてしまった!)
    Garin Nugroho (ガリン・ヌグロホ)監督
2. "Tampan Tailor"(タンパン・テイラー)
    Guntur Soeharjanto(グントゥル・スハルヤント)監督
3. "Love you, Love you not"(ラブユー・ラブユーノット)
    Sridhar Jetty(スリダル・ジェティ)監督

開会式後の上映作品が1なのだが、これがガリン・ヌグロホの作品であることに気づいて驚く。いかにも海外映画祭受けしそうな作品ばかり作っているという印象があったので、ラブコメを作っているのは意外だった。

wiki pediaにすでに項目ができていたので、リンクを張っておく。
https://id.wikipedia.org/wiki/Aach..._Aku_Jatuh_Cinta

相変わらず私は、この人の作品がそれほど好きではない。今まで何作か見たけれど、登場人物の心の変化が掘り下げられなくて、あるいは私が分かるような掘り下げ方でなくて、どこか沿い遂げられないという感覚がある。が、彼は絵的に美しいシーンを切り取るのがうまいという気がする。たぶん、彼はその絵を作り出すのが主眼で、そのために、ストーリーや人物は存在するのではないかという気がする。
10/8 アキさん追悼の会で踊る
事前告知ができなくて、すみません。次のイベントで踊りました。

バティックと芸術、そして思い出の中のアキさん
Batik, Seni & Mas Aki dalam kenangan


日時: 10/8(土)14:00-16:00
場所: 船場センタービル 3号館 B1
協力: 在大阪インドネシア総領事館、ITPC大阪・アキさんの友人一同


※アキさんは、かつて在大阪インドネシア総領事館に勤めておられましたが、今年6月に死去されました。このイベントは10/7-9に行われる『船場まつり』の一環として、故アキ・アディシャクティ氏の家族がオーナーを務めるギャラリー・バティック・ジャワの展示会場で行われました。

私が踊ったのは私自身の作品です。もともと、亡くなった人に手向ける作品として作ったもので、今回の趣旨に沿うと考えました。

タイトル: 妙寂 Asmaradana Eling-Eling
振付:   冨岡三智
音楽:   Martopangrawit
初演:   2001年、Sanggar Negeri Suket (インドネシア・ソロ)にて

アキさん2_萩原フミワティ

アキさん_萩原フミワティ

photos by 萩原フミワティさん