11/25 「能舞台に出会う」(奈良市)出演
以下の通り、能舞台で1人、ジャワ宮廷舞踊を上演します。偶然ですが、同じジャワ・ガムランのハナジョスの音楽上演も別にあります。入場無料、途中入退場可、どなたでも観覧可です。


日本アートマネジメント学会第19回全国大会<奈良>関連企画

「能舞台に出会う」 ~公開ワークショップと多彩なミニ公演~

日時: 2017年11月25日(土)14:00~16:30 
          私の出演は 15:25~15:45
場所: 奈良春日野国際フォーラム 甍
     (旧称は奈良県新公会堂、奈良公園内)
演目: 「ブドヨ ~天女降臨~」


「能舞台に出会う」 プログラム全体
詳細はちらしをご覧ください。➡http://ja-am.org/pdf/noubutai.pdf
※ 以下、WS=ワークショップ。

1:30~    開場
2:00~2:05 はじめに
2:05~2:25 WS 「能舞台に出会ってみよう 1」
          …佐藤俊之・田中直樹
2:25~2:45 音楽 「ガンダン~海を渡る銅鑼の響き」
            …ハナジョス
2:45~3:05 音楽WS 「作曲の過程を追体験 儀礼的作品『雨を待つ心』」
            …田口雅英
3:05~3:25 WS 「能舞台に出会ってみよう 2」
            …佐藤俊之・田中直樹
              ※学会員対象だが、一般見学可
3:25~3:45 舞踊 「ブドヨ ~天女降臨~」
            …冨岡三智
3:45~4:05 講演 「能の魅力・4つの扉」
            …野住智恵子
4:05~4:25 トーク 「能舞台に出会ってみて」
4:25~4:30 おわりに

大会概要➡ http://ja-am.org/conference.php
11/11 ワールド・フェスティバル天理出演
以下のイベントで踊りました。自宅周辺では朝から大雨で心配しましたが、天理ではそれほどでもなく、イベントが始まる頃には太陽も顔を出し始めました。衣装は肩を出すのをやめて、クバヤ(ブラウス)にしました。

20171111天理

以下のイベントで踊ります。

ワールド・フェスティバル天理
日時: 2017年11月11日(土) 10:00~16:00
     私の出演予定時間は 10:35~10:50(3番目)
場所: 天理駅前広場コフフン


上演演目: Nut Karsaning Widhi(ヌッ・カルサニン・ウィディ)の一部
       (スレンドロ音階、12分)
曲名は「魂を研鑽し、梵我一如となる」の意味。ジャワ舞踊スラカルタ様式の
手法で振付した同名の曲の一部。振付:冨岡三智。音楽:ワルヨ・サストロ・
スカルノ(インドネシア国立芸術大学スラカルタ校教員)。2011年、インドネシ
ア・バンドン国営ラジオ局で初演。  

★イベントについて
開催時間: 10:00~16:00
内容: 世界のダンス、和太鼓演奏、大道芸
     世界のビールやワイン祭、世界の料理・雑貨の販売
料金: 入場無料
主催: 天理市
後援: 奈良県・歴史街道推進協議会・近畿日本鉄道株式会社・天理大学・一般財団法人奈良県ビジターズビューロー
事務局: ワールドフェスティバル天理2017実行委員会事務局/天理市 産業振興課
TEL (0743)63‐1001(内線208)
NARA・国際交流フェスティバル 前夜祭も同時開催
詳細: http://www.sap-co.jp/narakokusai

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10/15岸城神社公演、物語と写真
10/15の公演には、雨天の中ご来場くださいましてありがとうございました。
初めての昼間の公演、初めての舞踊劇仕立て、初めての地元の方との共演、子役の登場…と、いろんな新しい挑戦をいたしました。雨天のため、会場を戎殿の中に映しての開催となり、社殿前の境内でのびのびと舞踊劇を繰り広げる…わけにはまいりませんでしたが、いつも会場に足を運んでくださる熱心なお客様の前で上演できましたこと、とても良い経験となりました。また、雨のおかげでかえって間近で演奏を聞けて良かったという暖かいお言葉もいただき、大変嬉しく思っております。いつも、岸城神社では新しい試みをすることに挑戦しておりますが、また、この舞踊劇をこれからどんどん発展させていきたいと考えております。今後もよろしくご声援のほど、お願い申し上げます。

戎殿の中、神様が写らないように…ということで、写真撮影は今回遠慮していただきましたが、主催の方の記録をここに掲載し、物語の進行と出演者を紹介いたします。ピンぼけな写真はあえてソフトフォーカスを狙ってみた…と受け止めていただけましたら幸いです(笑)。雨天時の昼間の屋内、神殿内という制約があり、スタッフにはちょっと難しい条件でした。

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戎殿へと続くむすび市

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第9回 ジャワ舞踊・ガムラン奉納公演

日時: 10/15(日) 13:30~15:30
場所: 岸和田市・岸城(きしき)神社 戎殿

出演: ジャワ舞踊の会/ハナジョス/ビンタンララス/ウィジャヤ・クスマ
    (近藤チャコ、坂口裕美子、櫻井有紀、佐々木宏実、東山真奈美、冨岡三智、
     西岡美緒、西田有里、松田仁美、山下奈美、アナント・ウィチャクソノ、
     イワン・ベル、スラメット・スプリヤント、ローフィット・イブラヒム)
特別出演: 澤田亜矢子、寺田栄子
子役:    佐々木あるむ、更紗

主催: ジャワ舞踊の会(冨岡三智) / ハナジョス
協力: 特定非営利活動法人 ラヂオきしわだ
後援: 岸和田市、岸和田市教育委員会、
     在大阪インドネシア共和国総領事館、
     関西インドネシア友好協会  
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開会の曲 : 「ウィルジュン」
「つつがなく」という意味で、儀式の最初に演奏される曲。

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~ クトプラ風舞踊劇 『ひげの花嫁』 ~

その昔、南の島に王国あり。
政治に秀でた王は民を大事にし、民もまたそんな王を慕っていた。
緑豊かな土地には恵の雨が降り、豊穣を喜ぶ民たちの声が宮殿の内まで届くほどである。
今日もまた東より太陽が昇り、王宮では晴れやかな1日のはじまりを告げんと孔雀が羽を広げる。

(語り: 佐々木宏実)

(1) 王宮の庭園で戯れる女性たち
舞踊 「ガンビョン クトゥット・マングン」


王妃: 冨岡三智
侍女: 澤田亜矢子、寺田栄子
王女: 佐々木あるむ、更紗

ガンビョンはジャワのスラカルタ地方を代表する舞踊。王宮に取り入れられて洗練された。
今回は舞踊劇の内容に合わせ、冨岡三智振付。
クトゥット・マングンは鳴き声の良い鳥で、ジャワ人はその声を愛でる。

※ おつきの侍女役の澤田亜矢子さんと寺田栄子さんは岸和田市在住の三線演奏家です。舞踊の一部=ケバルの部分も冨岡と一緒に踊っています。ちなみに私たちの登場の歌(ボウォ)を歌っているのがアナント・ウィチャクソノ、舞踊の途中でストップした時に入る歌を歌っていたのが、シンデン(女性歌手)の松田仁美です。子供達2人は私が手にしていた羽の扇子がとても気に入っていたみたいです…。

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(2) 鬼の登場 : 鬼は姫を我が妻にしようとする。

鬼: スラメット・スプリヤント

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スラメットは岸城神社での公演に初登場です。また、この登場の音楽ではスンダ(西ジャワ様式)の太鼓で音楽が演奏されました。太鼓はイワン・ベル。彼も岸城神社公演初参加です。

(3) 姫の嘆き
歌 「パンジャン・イラン」


姫: 西田有里

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↑本当はもう少し後のシーンの写真ですが…右が姫、左が王妃(私)

幾千もの山を超え瞑想の修行を続ける王子あり。
その姿は凛々しく、歩みはまるで舞のように優雅である。
悲しみにくれる姫の前を、王子とのその一行が通りかかる。


(4) 旅の王子が現れる
舞踊 「クロノ・アルス ジュンクン・マルディヨ」


王子: ローフィット・イブラヒム
従者: 西岡美緒、坂口裕美子、櫻井有紀

ジョグジャカルタ宮廷舞踊家K.R.Tサスミントディプロ振付。実らぬ恋とも知らず、
美しい女性にひたすら恋するジュンクン・マルディヨ王子を描いた男性優形舞踊。

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※ 王子役がローフィット・イブラヒム、いつも太鼓を叩いている彼が踊るのも岸城神社公演では初めてです。従者は西岡美緒、坂口裕美子、櫻井有紀の3人の男装の麗人たち!王妃と姫は後ろで演奏に入っております。

(5) 姫、王子に助けを求める
歌 「シノム・パリジョト」


王子、「私が鬼のもとへ参りましょう。婚礼の準備をしてください。
花嫁に扮し、鬼のすきを狙い、必ずや姫と姫の王国を救ってみせましょう。」

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漫画か宝塚に登場しそうな王子です…。

~ 休憩 ~

いよいよ、婚礼の日がやってきた。喜びに胸震わせる鬼の姿。

(6) 鬼の悦び
音楽 「エリン・エリン」


姫に化けた王子と、婚礼の品々をもった者たちが列をなして鬼の元にやってくる。

(7) 鬼と姫の結婚式
音楽 「コドッ・ゴレ」


鬼、「おお!姫にひ、ひ、髭がはえているー!だ、だましたなー!」

(8) 王子と鬼の戦い
舞踊 ジャティラン

騎馬武者(王子の援軍): 西岡美緒、坂口裕美子

ジャティランはジャワの農村で発展した芸能で、多くの若者が竹で編んだ馬にまたがって踊る。
仮面をつけた踊り手が加わることもあり、また最後にトランス状態に入ることもある。
収穫祭など村の儀礼で上演される。

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鬼は敗れ、王子は次の修行へと旅発つ。

~ ~ ~

閉会の曲

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色んなカメラによる記念撮影があったため、みんなの視線がいろんなところを向いている…とはいえ、まとまりがない集団ですね(苦笑)。私の前にあるのはカンパ箱。男装の麗人の一人(櫻井)が一足早く出ていて、写真には写っていません。
10/22 大安寺国際縁日出演
以下の通り、ガン封じのお寺として有名な大安寺で毎年開催されるイベントにジャワ舞踊の会の名前で出演します。岸城神社での公演の翌週に、やはり、岸城神社にも出演する西岡さん&坂口さんコンビと共に出演。

10/22 UP!
朝6時時点において奈良市に警報が出たため、イベントは中止となりました。
 
実行委員会の方々の準備の大変さを思うと、また私どもも大変楽しみにしていたので残念ですが、こんな大型台風に見舞われたのでは仕方ありません…。もっとも古来より天災は為政者に人徳がないためということになっているので(笑)、いま選挙をやっている為政者の方々の徳が払底しているということだったのかも…。

10/20UP
主催者より連絡があり、朝6時時点において奈良市に警報が出ていればイベントは中止、そうでなければ雨天でも開催とのことです。


催事名: 大安寺国際縁日(10:00~16:00)     
日 時: 10月22日(日)12:55~13:25
会 場: 大安寺 境内(奈良市)

http://narastagclub.jp/event_ennichi20171022.html

入場料: 無料

交 通: JR奈良駅/近鉄奈良駅よりバス
      (大安寺/シャープ前/白土町 行)10分、大安寺バス停下車
      ➡ http://www.daianji.or.jp/08/0802.html

内 容:
1. 冨岡三智 「ヌット・カルサニン・ウィディ」
曲名は「魂を研鑽し、梵我一如となる」の意味。ジャワ舞踊スラカルタ様式の手法で振付した同名の曲の一部。振付:冨岡三智。音楽:ワルヨ・サストロ・スカルノ(インドネシア国立芸術大学スラカルタ校教員)。2011年、インドネシア・バンドン国営ラジオ局で初演。

2. 西岡美緒&坂口裕美子 「ゴレッ アユンアユン」
ジャワ舞踊ジョグジャカルタ様式の巨匠サスミント・ディプロにより、1970年大阪万博の為に作られた曲で、曲名は「ゆらゆら揺れる」という意味。恋をし、自分の生きる意味を探し求めつつ大人になってゆく女性を描いている。

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10/15 岸城神社公演のお知らせ
今日は10/14です。いよいよ公演も明日になりました。雨は避けられないようですが、公演は屋内で行います。むすび市の方も開催されますので、皆さまのご来場をお待ちしております。

明日は、舞踊や音楽を1つずつ上演するというやり方ではなく、間に1回の休憩をはさむ他は、一続きの劇として上演します。
シリアスありお笑いあり、美女に化ける男性も男装の麗人もいて、馬も子供も鬼もいる…という、多彩な登場人物が繰り広げるドラマです。北欧の物語「ひげの花嫁」を日本人とジャワ人がクトプラ風に仕立てたらこうなった…と納得できる(かもしれない)仕上がりです。

どうぞ、ご来場ください!
Selamat menyaksikan!


※日本語版のあとに英語版の説明もあります。公演終了までトップ固定

今年で第9回を迎える「ジャワ舞踊・ガムラン奉納公演」は、だんじり祭の後、中秋の名月にしっとりした公演を…という阪井宮司の発案で始まりました。

初回以来「観月の夕べ」と銘打って公演してきましたが、今年4月から始まった岸城神社むすび市(毎月第3日曜開催)と連動し、初めて昼間に公演を行います。今までの厳かな雰囲気とは違い、五穀豊穣のお祭りの雰囲気で、歌あり舞踊ありのクトプラ風劇をお届けします。クトプラはジャワで巡回興行される大衆劇のことで、題材は民話から取られます。今回は北欧神話 『ひげの花嫁』をジャワ風にアレンジしました。

また、地元:岸和田市在住の澤田亜矢子さん、寺田栄子さんがジャワ舞踊&芝居で今回初めて特別出演されます。

千亀利(契り)の宮と呼ばれる岸城神社へ、今年は昼にお運びください!

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第9回 ジャワ舞踊・ガムラン奉納公演

日時: 10/15(日) 13:30~15:30
場所: 岸和田市・岸城(きしき)神社 社殿前
料金: 無料、カンパをお願いいたします


同時開催
10:00~16:00 神社境内にて岸城神社むすび市
※ 雨天時でもむすび市開催、公演は社殿内にて
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出演: ジャワ舞踊の会/ハナジョス/ビンタンララス/ウィジャヤ・クスマ
    (近藤チャコ、坂口裕美子、佐々木宏実、東山真奈美、冨岡三智、
     西岡美緒、西田有里、松田仁美、山下奈美、アナント・ウィチャクソノ、
     イワン・ベル、スラメット・スプリヤント、ローフィット・イブラヒム)
特別出演: 澤田亜矢子、寺田栄子
子役:    佐々木あるむ、更紗

交通: 南海本線・岸和田駅 徒歩10分、蛸地蔵駅 徒歩5分
  ※  お車でご来場の方は岸和田城周辺の公共駐車場をご利用下さい。

主催・問合せ: ジャワ舞踊の会(冨岡三智) ハナジョス
協力: 特定非営利活動法人 ラヂオきしわだ
後援: 岸和田市、岸和田市教育委員会、
     在大阪インドネシア共和国総領事館、
     関西インドネシア友好協会  


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The 9th Festival of Javanese Dance & Gamelan Music
at Kishiki Jinja shrine in Kishiwada
on Sunday,15 October 2017,13:30~15:30
Free ticket/Welcome Donations

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We will offer a cheerful theater "a Bride with Mustache" based on North European folktale, full of elegant Javanese dance, folklore dance, vocal and Janese gamelan music.

This performance will be held in "Kishiki Jinja Musubi-Ichi",
the free market in Kishiki Jinja shrine

※ If it rains,
the performance will be held at Shaden (indoor venue) in the shrine.

Transportation:
Train … 10 minutes'walk from Sta.Kishiwada
or 5 minutes' walk from Sta.Takojizo (local train only),
of Nankai Railway, Nankai Honsen Line
Car … Please use the public parking lot.

The performance is organized by Michi Tomioka and Hanajoss
in cooperation with NPO Radio Kishiwada,
supported by Consulate General of Republic of Indonesia,
Kishiwada City
and Kishiwada City Board of Education

2017ちらし表

2017ちらし裏

●リンク
ジャワ舞踊の会 http://javanesedance.blog69.fc2.com/
ハナジョス     http://hanajoss.net/
岸城神社  http://www.kishikijinjya.com/
特定非営利活動法人 ラヂオきしわだ http://www.radiokishiwada.jp/
10/15 岸城神社公演 演目と出演者
第9回 ジャワ舞踊・ガムラン奉納公演(10/15 於:岸和田市 岸城神社)の演目と出演者を紹介します。
  
初めての昼公演となる今回は、歌あり舞踊ありのクトプラ風劇をお届けします。クトプラはジャワで巡回興行される大衆劇のことで、題材は民話から取られます。今回は北欧神話 『ひげの花嫁』をジャワ風にアレンジしました。

クトプラ風舞踊劇 『ひげの花嫁』 あらすじ

◆ 王宮の庭
「ガンビョン クトゥット・マングン」
ガンビョンはスラカルタ地方の舞踊のジャンルです。クトゥット・マングン鳥の美しい鳴き声が響く王宮の庭で戯れる妃と姫、ちょっと可笑しな女官たち…。

振付・舞踊: 冨岡三智

◆ 鬼の登場

◆ 姫の嘆きの歌
「パンジャン・イラン」、「シノム・パリジョト」

◆ 旅に出る王子と従者
「クロノ・アルス ジュンクン・マルディヨ」
ジョグジャカルタ宮廷舞踊家K.R.Tサスミントディプロ振付。実らぬ恋とも知らず、美しい女性に一方的に恋するジュンクン・マルディヨ王子を描いた男性優形舞踊。

舞踊: ローフィット・イブラヒム、西岡美緒、坂口裕美子

◆ 王子と姫の出会い

… 休憩 …

◆ 鬼と姫の結婚式
「おお!姫にひ、ひ、髭がはえているー!だ、だましたなー!」

◆ 王子と鬼の戦い
「ジャティラン」
ジャティランはジャワの農村で発展した芸能で、多くの若者が竹で編んだ馬にまたがって踊る。仮面をつけた踊り手が加わることもあり、また最後にトランス状態に入ることもある。収穫祭など村の儀礼で上演される。

◆ 喜びの舞い



出演者

ジャワ舞踊の会/ハナジョス/ビンタンララス/ウィジャヤ・クスマ
(近藤チャコ、坂口裕美子、佐々木宏実、東山真奈美、冨岡三智、西岡美緒、西田有里、松田仁美、山下奈美、アナント・ウィチャクソノ、イワン・ベル、スラメット・スプリヤント、ローフィット・イブラヒム)
特別出演: 澤田亜矢子、寺田栄子
子役:    佐々木あるむ、更紗
岸城神社への行き方、最寄り駅
恒例! 岸城神社への行き方

今年で9回目となるジャワ舞踊・ガムラン奉納公演(ただし、今年は「観月の夕べ」ではなく昼公演です…)は、10/15(日)に開催されます。今年も恒例の「行き方」を掲載します。恒例と書いたわりには昨年は記事がありませんでした…下書きのままになっていたことに今気づきました…。それはさておき、

● 岸城神社の住所: 大阪府岸和田市岸城町11-30(岸和田城のお濠端)

岸城地図

● 最寄駅は南海本線の岸和田駅(左写真、区間急行が止まる、難波より25分)か蛸地蔵駅(右写真、各停のみ)

岸和田駅   蛸地蔵駅

● 車でのご来場の場合は、最寄の公共の駐車場(城のお濠端にいくつかあります)をご利用ください。

● 本題の電車での行き方ですが、遠方から来られる方は区間急行を使われると思いますので、まずは、岸和田駅からのご案内を。

岸和田駅からの地図

岸和田駅の中央出口から、まずは岸和田城・市役所方面に向かってください。
地図中の川井医院の角の三叉路を左折したところで見えてくる風景が、以下の写真になります。
道の左手奥に神社の鳥居が見えます(赤い矢印)
ちなみに右手奥にはお城が見えます(黄色い矢印)

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神社正面はこんな風景
岸城神社 鳥居 (2)

最初の鳥居をくぐって参道へ、次の鳥居があり… 
神社参道から

御社殿の前の石畳を舞台に上演します。観客席はご社殿に向かって右側に椅子席を設けます。ご社殿に上がる階段にもご自由にお座りください。

岸城神社 社殿


● 次に、蛸地蔵駅からのルートですが…駅の前のお店や横の交番で聞いてください…(私もうまく説明できないので)。が、このレトロな駅舎は素敵です!蛸地蔵の地名の元になったタコ軍団の伝説を描いたステンドグラスがはめ込まれています。ただし、駅舎の周囲には無粋な電線やら看板やらが雑然とあって残念です…。

ここに道案内の代わりに、ステンドグラスだけ紹介しておきます。ちなみに、タコの伝説は岸和田市のサイトにありますが、wikipedia「蛸地蔵駅」によれば、このステンドグラスは岸和田合戦(1584年)の模様とのこと。
➡ 岸和田のむかし話3 蛸地蔵の話

夜、駅舎の外から撮影、タコ軍団の図
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夜、駅舎の外から撮影、
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昼、駅舎の内側から撮影
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●帰りに岸和田城を眺めてこ……

岸和田城を見る 
2017.10水牛「ジャワ舞踊の衣装(1)下半身の衣装」
高橋悠治氏のサイト『水牛』の
2017年10月」(水牛のように)コーナーに、
今月は「ジャワ舞踊の衣装(1)下半身の衣装」を寄稿しました。

私のエッセイのバックナンバーはこちら→ 冨岡三智アーカイブ
※2002年11月から同サイトに寄稿しています。




ジャワ舞踊の衣装 (1)下半身の衣装

今回からしばらくジャワ舞踊の衣装を紹介しよう。ここでは私がやっているスラカルタ様式の舞踊衣装の説明が中心になるのだが、その前にジャワ舞踊が指し示す範囲について説明しておく。というのも、衣装には地方や様式の差がはっきり表れるからなのだ。

一般にジャワ舞踊はジャワ島で踊られる舞踊だと解されているけれど、伝統芸術の分野では、ジャワ島中部の王宮都市であるスラカルタ(通称ソロ)とジョグジャカルタ(短くジョグジャと呼ばれる)の様式の舞踊だけをジャワ舞踊と呼ぶ。ちなみに、ジャワ島の西部(スンダ地方)の舞踊はスンダ舞踊、ジャワ島東部の舞踊は東ジャワ舞踊と呼ばれて、ジャワ舞踊とは区別される。また、ジャワ島中部のソロとジョグジャ以外の地域にもいろんな種類の地方舞踊があるのだが、それらもジャワ舞踊には入れない。つまり、中部ジャワの2つの王宮の影響を受けて、そのお膝元で発展した舞踊だけがジャワ舞踊なのである。

前置きが長くなったけれど、ここから本題。ソロ様式の舞踊にはいくつかの種類があり、種類ごとに着付が変わる。このシリーズでは、部位ごと―今回は下半身―に注目して、舞踊の種類ごとに衣装がどのように違うのかを説明してみたい。以前にも書いたことがあるが、東南アジアの伝統衣装は、おしなべて下半身が伝統の染めや織りの素材、上半身にビロードなど外来素材を使うことが多い。

●カイン・バティック

ジャワ舞踊では下半身にバティック(ジャワ更紗)と呼ばれる布=カインを巻くが、日本人がジャワ更紗と聞いて想像するような赤や青色を使った花鳥柄はジャワ舞踊では使わない。ソロやジョグジャのバティックは地味な茶色が基調で、舞踊にはパラン(波型刃の剣)模様という半ば抽象的な柄を用いる。パラン模様は、本来王族だけが着用できる禁制柄である。

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▲パラン模様

普通の正装の場合、ソロではソガ色(黄色がかった茶色)のバティックを着、ジョグジャでは焦げ茶と白のコントラストの強いバティックを着る。そのため、なぜワヤン・オラン(舞踊劇)ではソロでも白のパラン模様のバティックを着るのか疑問に思っていたのだが、亡き師匠が言うには、ソロでも以前は舞踊には白地のパラン模様のバティックを着るのが普通だったそうだ。なぜなら、それはソロとジョグジャに分裂する以前のマタラム王家の意匠だからだという。

しかし、舞踊劇以外の舞踊作品ではソガ色のバティックを着用することが多い。それはソロらしさを強調するため、ジョグジャではなくソロの舞踊だと強調するためだろうと思われる。たとえば、今やソロを代表する舞踊にガンビョンがある。これは1970年代以前は一般子女が踊るにふさわしくないとされ、商業劇場の踊り子しか踊らなかった。そのガンビョンの衣装にはソガ色のバティックを着ることが多いが、1950~60年代には色物のカインを着ていたという話を聞いたことがある。色もののカインを着るというのは、つまり、ジャワ王宮の舞踊ではないということを示しているのだ。それが、王宮の舞踊の影響を受けて洗練され、芸術高校や芸術大学で欠かせない演目となってくると、バソロらしく、王宮の雅を取り入れたバティックを着るようになったということなのだろう。

女性カインの巻き方
▲ガンビョンの衣装、ソガ色でパラン模様のバティック

●着付

スラカルタの女性舞踊には、サンバランと呼ばれる裾を長く引き摺る独特の着付がある。通常のバティックより1mほど長い。これは王宮で踊られていたスリンピやブドヨ、あるいはワヤン・オラン舞踊劇でも着用する。また、もともとこの着付をしないゴレッという舞踊でも、この着付をする演目がある(『ゴレック・スコルノ』、『ゴレック・マニス』など)。

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▲ 『ゴレック・スコルノ』の衣装、裾を引き摺るサンバランの着方

サンバランはジョグジャカルタ舞踊にはない着付である。私が聞いた人は、本家のソロ王家がジョグジャ王家に使用を許さなかったのだと言っていた。実は、マタラム王家はソロとジョグジャの2王家に対等に分裂して消滅したのだが、分裂当時の王都(スラカルタ)や王の名前(パク・ブウォノ)を引き継いだソロの方が本家だと見なされている。ソロ王家は相手に使用を許さないというやり方で、自らの権威を表現しているのだ。

前項でも言及したガンビョンやボンダン(子供をあやす舞踊)では、通常の正装用の着方と同じように前身頃に襞(ひだ)をとったバティックを巻く。この襞は女性なら指1本分の幅で、端からきれいに折りたたんで作る。ソロとジョグジャではバティックの色が違うだけではなく、襞の取り方や巻き方も異なっている。ソロの場合、襞の数は7本~13本で奇数になるようにする。

ゴレックと言えばジョグジャを代表する舞踊だが、ソロにもゴレックがある。ただし、ジョグジャのゴレックが大人の女性用の作品で、音楽や振付が複雑であるのに対し、ソロのゴレックは子供用で単純だ。私の亡き師匠が子供の頃(1930年代)にはすでに子供用として定着していたと言う。ゴレックでは体の右側か左側に――ということはどっち向きに巻いても良い――大きく襞を作って着用する。ソロ王家の子供用の着付にはない巻き方だから、ジョグジャ舞踊の真似をして作られたのだろうと思う。(だから、着付が適当なのだ。)一方、上述の『ゴレック・スコルノ』や『ゴレック・マニス』は、ゴレックと銘打ちつつも大人の女性向けに作られた作品だ。だからこそ、サンバランの着付を導入しているのだろう。

blogジョグジャ・ゴレック
▲ ジョグジャカルタのゴレック、体の左側で襞を取る着方(写真:西岡美緒様)

舞踊劇から独立した演目で『スリカンディvs.ムストコウェニ』がある。どちらのキャラクターも女性である。スリカンディの衣装はサンバランだが、ムストコウェニの衣装はサンバランに似ているものの、片足は顕わになっていて、下にズボンを穿いているのも見える。実はムストコウェニは人間ではなく、姿を変えられる妖怪だ。この妙な姿はそれを表しているのだろうと思う。ソロ様式の舞踊では女性がズボンを穿くことはないが、ジョグジャ様式の舞踊ではスリカンディなどもズボンを穿いている。私がジョグジャ舞踊を見て一番驚いたのが、女性のズボン姿である。ソロの女性よりも強いなあ~と感じたのだった。
10/15 岸城神社公演で踊る曲
10/15(日)岸和田市・岸城神社でのジャワ舞踊・ガムラン奉納公演。私はクトゥットマングンの曲でガンビョンを踊ります。7/29奈良公演で踊った曲(以下、映像リンク)と同じ曲ですが、音階も衣装も演出も変え、情景スケッチのような感じで踊ります。助演が3人…。乞う期待!

インドネシア伝統舞踊の会2017年7月29日ジャワ舞踊ガンビョン•冨岡三智
撮影: 抜水みどり 様
2005.12水牛アーカイブ「男性群像の魅力」
私は、毎月、高橋悠治氏のサイト『水牛』の「水牛のように」コーナーにエッセイを書いていますが、この執筆は2002年11月から始まりました。同サイトにも私のエッセイのバックナンバーが、「冨岡三智アーカイブ」に掲載されています。しかし、サイトのデザイン変更もあって、今のところは大体2007年頃からの分しか移行されていません。それで、『水牛』のアーカイブに未掲載の分をこちらに掲載していくことにします。




『水牛』2005年12月号
男性群像の魅力


先日能の「安宅」を見ていて、男性ばかりがぞろぞろと出てくる能なんだなあとあらためて気がついた。たぶん平均的な観客として私は、能といえば、死者の亡霊や化身が出てきて昔を今に語る、いわゆる夢幻能が好きである。さらに面をつけた優美な女性が登場して舞うような能の方が、やはり見ていて美しい。というわけで、今まで安宅のような現在能(現実の世界を描く能)でかつ面をつけない壮年の男性が出てくる演目には食指が動かなかった。それに、勧進帳の話ならば歌舞伎の演出の方がきっと面白い、という先入観もあった。文楽やテレビの時代劇の勧進帳のシーンも、能ではなく歌舞伎を基にしているようである。これらでは弁慶を中心にして、弁慶と富樫、弁慶と義経というヒーロー同士の対決・葛藤にスポットが当てられ、3者の個性の違いがクローズアップされる。ヒーローに感情移入して舞台を見る観客としては、こんな風に物語が集約されるのはまことに都合が良い。その代わり、他にいるはずの山伏の存在は省略されるかほとんど描かれない。

それが「安宅」では一行として弁慶と義経(子役が務める)以外に9人の男性(同山)が登場する。一行が最初舞台に登場し、2列に立って全員正面を向いたり互いに向き合ったりして謡う場面では、その嵩高さと密度、全員の声の厚みに圧倒される。そういえばこれだけの人数が能舞台に載るような演目は見たことがなかった。またその後弁慶が舞台中央に位置し、同山達が舞台に一重に弧を描くように座る時に、一端観客に背を向けたあと端から順に1人ずつ正面に向き直るシーン、また山伏一行が通行を許され弁慶を先頭に急ぎ足で舞台から橋掛かりまで移動するシーン、それが義経が止められたために弁慶以下が舞台に引き返し富樫に迫るシーンなどは、まさに息を呑む勢いとスピードと迫力で展開される。ここでは主役・弁慶とその背景を成すその他大勢という構図ではなくて、巨大なエネルギーの総体が弁慶という人格に具現化されたような感がある。弁慶はそのうごめくエネルギーに突き動かされている。私には弁慶も同山も現実の人間とは見えないのだ。台本が書かれた時点での意図はともかく、能における弁慶は、歌舞伎なんかで描かれるような人間ばなれした人間のヒーローではなくて、人間を超えた存在になっていると思う。もっともそれはシテに表現力があるからこそ可能なのだが。

ここでふと、ジャワで男性によるブドヨを見た時のことを思い出す。ブドヨとは女性9人が同じ衣装を着て同じ振付を舞う宮廷舞踊のことだが、ジョグジャカルタ宮廷ではかつて男性がブドヨを舞っていたことがあるといい、それを再現してみる公演があったのである。この時は踊り手の男性は皆女装していたのだが、その時につくづく、同じ衣装で9人並ぶのでも、女性9人と男性9人とでは印象がかなり異なると痛感した。私はブドヨを見ながらも実は、昔見た「八甲田山」という映画の雪中行軍のシーンを思い出していた。女性なら舞台を滑るように移動すると見えるところが、男性だと行軍に見えてしまう。女性群舞が展開されている時は空間は水平にも垂直にも広がりが感じられるのに、男性群舞だと空間が詰まって息苦しく感じられる。

またボリショイ・バレエ(ソ連時代)の作品で「スパルタクス」というのがあった。細かい点は忘れたが、男性群舞が中心になった作品だったと覚えている。見た当時は子供心に男ばっかりで息が詰まりそうだと思ったが、今になるともう一度見てみたい気がする。

こういう嵩高さ、圧迫感は成人男性ならではの魅力だ。それが群舞になると増幅される。量は質に転化する。見目麗しい女性や美少年らによる群舞では、こういう重たい充満した運動エネルギーを表現することは無理だ。ただ舞踊では華やかさの方が受けるのも事実で、観客の方にもある程度の鑑賞歴がないと、男性群舞はむさ苦しくて暑苦しいだけと思ってしまうように思う。私も男性の群舞が面白いと思えるようになったのは最近のことである。