2021年01月24日 (日)
2008年にMataya art & heritagesと一緒に企画した事業: 「島根・インドネシア 現代に生きる伝統芸能の交流」において、日本に行く前にソロで制作したプロモーション映像が見つかりました。内容はトークと舞踊のデモンストレーション映像です。Matayaからも許可が出ましたので、youtubeで公開します。亡きBambang Suryono (Busur)と私がコラボしていて、貴重な映像だなあと感じています。なお、クレジットされているメンバーのうちFajarは映像に出ていませんが、彼はジャカルタでも活躍していたので、撮影時点でソロにいませんでした。
Shimane-Indonesia Exchange of Traditional Arts 2008
(Talk & dance demonstration video to promote the project "Shimane-Indonesia Exchange of Traditional Arts")
https://www.youtube.com/watch?v=3aM7kPnk9rA
-----------------------------------------------------------
00:45 - Talk : Heru Prasetya
02:56 - Talk : Agung Priyo Wibowo
03:52 - Ruined house of Java
05:07 - Talk : Bambang Suryono
08:10 - Dance Collaboration of Bambang Suryono & Michi Tomioka
10:45 - Talk : Michi Tomioka
13:46 - Talk : Dani Iswardana Wibowo
-----------------------------------------------------------
ちなみに、この映像は2008年8月21日に撮影しています。
➡ http://javanesedance.blog69.fc2.com/blog-entry-181.html
また、この事業については、左カラムの「記事分類」>ジャワ舞踊公演(21)>'08 岩見神楽+ジャワ舞踊(19)に記事をまとめています。
➡ http://javanesedance.blog69.fc2.com/blog-category-22.html
The project linking the Indonesian and Shimane artists where they meet, interact and learn each other, in arts and management: dance collaboration performing, wayang beber painting exhibition workshop, and arts management research. Five participants of Mataya are involved - Heru Prasetya, Agung Priyo Wibowo, Bambang Suryono, Fajar Satriadi and Dani Iswardana Wibowo, with Michi Tomioka as program coordinator and Javanese dancer. The objectives of the program are to strengthen cultural relation both countries Japan-Indonesia and to create sustainable relation in arts and culture of two cities Shimane - Solo.
●produced by
Michi Tomioka ( A Japvanese dancer and Ph.D candidate of Osaka City University who has ever produced culural events in Japan and Indonesia )
Mataya arts & heritage
- Heru Prasetya ( Founder and Director of Mataya arts & heritage )
- Agung Priyo Wibowo ( Arts programmer and program Secretary of Mataya arts & heritage )
- Bambang Suryono ( A dancer-choreographer )
- Fajar Satriyadi ( A dancer-choreographer )
- Dani Iswardana Wibowo ( A wayang beber painter )
Supported by
- Pasar Mangetsu Kaigan in Shimane, Japan
- Ibu Pia Alisjahbana
- Department of Culture and Tourism, Republic of Indonesia
※ This video was uploaded by Michi Tomioka with the permission of Mataya arts & heritage.
Shimane-Indonesia Exchange of Traditional Arts 2008
(Talk & dance demonstration video to promote the project "Shimane-Indonesia Exchange of Traditional Arts")
https://www.youtube.com/watch?v=3aM7kPnk9rA
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00:45 - Talk : Heru Prasetya
02:56 - Talk : Agung Priyo Wibowo
03:52 - Ruined house of Java
05:07 - Talk : Bambang Suryono
08:10 - Dance Collaboration of Bambang Suryono & Michi Tomioka
10:45 - Talk : Michi Tomioka
13:46 - Talk : Dani Iswardana Wibowo
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ちなみに、この映像は2008年8月21日に撮影しています。
➡ http://javanesedance.blog69.fc2.com/blog-entry-181.html
また、この事業については、左カラムの「記事分類」>ジャワ舞踊公演(21)>'08 岩見神楽+ジャワ舞踊(19)に記事をまとめています。
➡ http://javanesedance.blog69.fc2.com/blog-category-22.html
The project linking the Indonesian and Shimane artists where they meet, interact and learn each other, in arts and management: dance collaboration performing, wayang beber painting exhibition workshop, and arts management research. Five participants of Mataya are involved - Heru Prasetya, Agung Priyo Wibowo, Bambang Suryono, Fajar Satriadi and Dani Iswardana Wibowo, with Michi Tomioka as program coordinator and Javanese dancer. The objectives of the program are to strengthen cultural relation both countries Japan-Indonesia and to create sustainable relation in arts and culture of two cities Shimane - Solo.
●produced by
Michi Tomioka ( A Japvanese dancer and Ph.D candidate of Osaka City University who has ever produced culural events in Japan and Indonesia )
Mataya arts & heritage
- Heru Prasetya ( Founder and Director of Mataya arts & heritage )
- Agung Priyo Wibowo ( Arts programmer and program Secretary of Mataya arts & heritage )
- Bambang Suryono ( A dancer-choreographer )
- Fajar Satriyadi ( A dancer-choreographer )
- Dani Iswardana Wibowo ( A wayang beber painter )
Supported by
- Pasar Mangetsu Kaigan in Shimane, Japan
- Ibu Pia Alisjahbana
- Department of Culture and Tourism, Republic of Indonesia
※ This video was uploaded by Michi Tomioka with the permission of Mataya arts & heritage.
2009年07月17日 (金)
2009年7月12日(日)昼
この日大阪市内の宴会場で、「近畿・三隅会」の会合があり
昨年共同制作した岡崎神楽社中が神楽を上演するというので
会いに行く。特別にお願いして、楽屋裏のほうから上演を見せて
もらった。
一行は前日夜12時過ぎまで地元で神楽を上演したのち、引き続いて
支度して3時ころに出発して出てきたという。朝9時過ぎに大阪に
着いたそうだ。
ビルに入っている宴会場では響くのでだめということで、太鼓は使えず
生演奏ではなく、CD録音を使用して、「義経と弁慶」(正式タイトル
忘れた…)から五条大橋の場面、「恵比寿」、「大蛇」から稲田姫と
じいさん・ばあさんの登場~オロチ登場~スサノオのオロチ退治まで
を、全体で1時間くらいに縮めて上演する。
岩見神楽と言えば面だと思っていたけれど、義経は面なしで、
遠目で見ると、女のようにきれいに見える。
「恵比寿」では大黒と恵比寿が登場して福を授けるという内容で、
恵比寿が鯛を釣り上げる一方、大黒が釣り上げたものは巻物で、
徐々に広げてゆくと、祝・近畿三隅会30周年記念、と書かれている。
そして最後に2人は大黒の持つ袋の中に入っている飴を観客に
撒いて戻っていくという内容。
最後の「大蛇」では、じいさん・ばあさんがオロチに毒酒を呑ませる
シーンで、観客の人たちがビール瓶を持ってきたり、じいさんが持つ
樽を手にしたりして、それぞれオロチに酒を呑ませようとする。
(ビール瓶の人はもちろん振りだけ)、神楽殿での上演だとこういう
風にならないと思うが、先ほどの飴拾いといい、このシーンといい、
観客のノリと熱狂に、心底うらやましく思う。こういう心が郷土芸能を
支えているのだ。この観客の反応を見るのが、今回最大の収穫
だったかもしれない。しかも、今回の会合は島根県人会でなくて、
三隅町の出身者だけによる集まりだった。だからこそ余計熱狂
ぶりがすごかったのかもしれない。
この日大阪市内の宴会場で、「近畿・三隅会」の会合があり
昨年共同制作した岡崎神楽社中が神楽を上演するというので
会いに行く。特別にお願いして、楽屋裏のほうから上演を見せて
もらった。
一行は前日夜12時過ぎまで地元で神楽を上演したのち、引き続いて
支度して3時ころに出発して出てきたという。朝9時過ぎに大阪に
着いたそうだ。
ビルに入っている宴会場では響くのでだめということで、太鼓は使えず
生演奏ではなく、CD録音を使用して、「義経と弁慶」(正式タイトル
忘れた…)から五条大橋の場面、「恵比寿」、「大蛇」から稲田姫と
じいさん・ばあさんの登場~オロチ登場~スサノオのオロチ退治まで
を、全体で1時間くらいに縮めて上演する。
岩見神楽と言えば面だと思っていたけれど、義経は面なしで、
遠目で見ると、女のようにきれいに見える。
「恵比寿」では大黒と恵比寿が登場して福を授けるという内容で、
恵比寿が鯛を釣り上げる一方、大黒が釣り上げたものは巻物で、
徐々に広げてゆくと、祝・近畿三隅会30周年記念、と書かれている。
そして最後に2人は大黒の持つ袋の中に入っている飴を観客に
撒いて戻っていくという内容。
最後の「大蛇」では、じいさん・ばあさんがオロチに毒酒を呑ませる
シーンで、観客の人たちがビール瓶を持ってきたり、じいさんが持つ
樽を手にしたりして、それぞれオロチに酒を呑ませようとする。
(ビール瓶の人はもちろん振りだけ)、神楽殿での上演だとこういう
風にならないと思うが、先ほどの飴拾いといい、このシーンといい、
観客のノリと熱狂に、心底うらやましく思う。こういう心が郷土芸能を
支えているのだ。この観客の反応を見るのが、今回最大の収穫
だったかもしれない。しかも、今回の会合は島根県人会でなくて、
三隅町の出身者だけによる集まりだった。だからこそ余計熱狂
ぶりがすごかったのかもしれない。
2009年01月24日 (土)
昨年11月21日(金) じゃかるた新聞に、9月に行った事業
「島根・インドネシア 現代に生きる伝統芸能の交流」 の
記事が出ました。やっと現物が手に届いたのでアップします。
じゃかるた新聞
http://www.jakartashimbun.com/

「島根・インドネシア 現代に生きる伝統芸能の交流」 の
記事が出ました。やっと現物が手に届いたのでアップします。
じゃかるた新聞
http://www.jakartashimbun.com/

2008年11月22日 (土)
11月21日(金) じゃかるた新聞に、以下のような見出しで、
9月に行った事業「島根・インドネシア 現代に生きる伝統
芸能の交流」 の記事が出ました。
神楽とジャワ舞踊を融合
ジャワ舞踊の冨岡さん
バティック姿のスサノオ舞う
島根と大阪で公演
じゃかるた新聞
http://www.jakartashimbun.com/
ただし、じゃかるた新聞の紙面は会員でないと読めません。
見出しだけ上記ホームページで確認することができます。
※このこと、インドネシアの文化芸術の最新情報を掲載されて
いるexblog ガドガドで紹介されています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2009年1月23日にやっと新聞が手元に届き、記事をアップしました。
9月に行った事業「島根・インドネシア 現代に生きる伝統
芸能の交流」 の記事が出ました。
神楽とジャワ舞踊を融合
ジャワ舞踊の冨岡さん
バティック姿のスサノオ舞う
島根と大阪で公演
じゃかるた新聞
http://www.jakartashimbun.com/
ただし、じゃかるた新聞の紙面は会員でないと読めません。
見出しだけ上記ホームページで確認することができます。
※このこと、インドネシアの文化芸術の最新情報を掲載されて
いるexblog ガドガドで紹介されています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2009年1月23日にやっと新聞が手元に届き、記事をアップしました。
2008年09月28日 (日)
9月に「島根・インドネシア 現代に生きる伝統芸能の交流」で大阪、島根に
招聘したインドネシア・スラカルタ市のNPO団体「マタヤ アート&ヘリテージ」
が、スラカルタの地方紙ソロポスが出すソロポス・アワード2008を受賞しました。
記事の最後にも、島根行きのことが言及されています。
今回のプロジェクトでお世話になった皆様、ありがとうございました。

招聘したインドネシア・スラカルタ市のNPO団体「マタヤ アート&ヘリテージ」
が、スラカルタの地方紙ソロポスが出すソロポス・アワード2008を受賞しました。
記事の最後にも、島根行きのことが言及されています。
今回のプロジェクトでお世話になった皆様、ありがとうございました。

2008年09月21日 (日)
「島根・インドネシア 現代に生きる伝統芸能の交流」
公演の模様を伝える新聞記事です。
●2008年9月9日(火)山陰中央新報、18面いわみワイド

●2008年9月9日(火)中國新聞、島根16面

●2008年9月11日(木)山陰中央新報、19面
紙面が大きすぎて見出しが入りませんでした。
「異文化融合 幻想の世界」という見出しがついています。

●2008年9月14日(日)中國新聞、島根15面

公演の模様を伝える新聞記事です。
●2008年9月9日(火)山陰中央新報、18面いわみワイド

●2008年9月9日(火)中國新聞、島根16面

●2008年9月11日(木)山陰中央新報、19面
紙面が大きすぎて見出しが入りませんでした。
「異文化融合 幻想の世界」という見出しがついています。

●2008年9月14日(日)中國新聞、島根15面

2008年09月19日 (金)
8月21日「新聞報道 inインドネシア on島根…」のブログ記事で、
「島根・インドネシア 現代に生きる伝統芸能の交流」について
インドネシアの新聞に掲載された分をご紹介しましたが、
まだありましたので、以下に紹介します。
(1) 2008年8月22日(金)Solopos紙12面
Seniman Solo & Jepang bakal berkolaborasi
Mataya Arts & Heritage akan melakukan kunjungan budaya ke Shimane, Jepang dalam program Shimane-Indonesia Exchange of Traditional Arts pada (2-8/9) mendatang.
http://209.85.175.104/search?q=cache:4Kw8A8jl_6gJ:www.solopos.co.id/zindex_menu.asp%3Fkodehalaman%3Dh11%26id%3D77147+michi+tomioka&hl=ja&ct=clnk&cd=12&gl=jp&lr=lang_id
→本文は続きに
(2) 2008年9月4日 Suara Merdeka紙
Lima Seniman Solo ke Jepang Pelajari Manajemen Seni
http://suaramerdeka.com/smcetak/index.php?fuseaction=beritacetak.detailberitacetak&id_beritacetak=29168
→本文は続きに
「島根・インドネシア 現代に生きる伝統芸能の交流」について
インドネシアの新聞に掲載された分をご紹介しましたが、
まだありましたので、以下に紹介します。
(1) 2008年8月22日(金)Solopos紙12面
Seniman Solo & Jepang bakal berkolaborasi
Mataya Arts & Heritage akan melakukan kunjungan budaya ke Shimane, Jepang dalam program Shimane-Indonesia Exchange of Traditional Arts pada (2-8/9) mendatang.
http://209.85.175.104/search?q=cache:4Kw8A8jl_6gJ:www.solopos.co.id/zindex_menu.asp%3Fkodehalaman%3Dh11%26id%3D77147+michi+tomioka&hl=ja&ct=clnk&cd=12&gl=jp&lr=lang_id
→本文は続きに
(2) 2008年9月4日 Suara Merdeka紙
Lima Seniman Solo ke Jepang Pelajari Manajemen Seni
http://suaramerdeka.com/smcetak/index.php?fuseaction=beritacetak.detailberitacetak&id_beritacetak=29168
→本文は続きに
2008年09月14日 (日)
9月7日(日)19:00~湊八幡宮(島根県浜田市三隅町)にて神楽奉納
16:30~岡崎社中の人たちが神楽殿の飾りつけを始める
暇をみて私たち一行から三賀森さんに記念品(ダニ君の作品)を贈呈

幕の裏の様子(表の舞台も裏の楽屋もそれぞれ2間の奥行き)
今日は演目が少ないので、衣装の数も少ない

神楽囃子が始まる。手前の垂れ幕は三賀森さんが書いてくださる

最初の演目「塩祓い」
2つ目の演目「頼政」

3つ目の演目「オロチ・ナーガ」(ヤマタノオロチ)
姫の登場 オロチから逃げる姫
2人で1人のスサノオを演じる

両親と別れるイナダ姫 姫とスサノオとの舞(実際は三人舞)

16:30~岡崎社中の人たちが神楽殿の飾りつけを始める

暇をみて私たち一行から三賀森さんに記念品(ダニ君の作品)を贈呈

幕の裏の様子(表の舞台も裏の楽屋もそれぞれ2間の奥行き)
今日は演目が少ないので、衣装の数も少ない

神楽囃子が始まる。手前の垂れ幕は三賀森さんが書いてくださる

最初の演目「塩祓い」

2つ目の演目「頼政」


3つ目の演目「オロチ・ナーガ」(ヤマタノオロチ)
姫の登場 オロチから逃げる姫


2人で1人のスサノオを演じる

両親と別れるイナダ姫 姫とスサノオとの舞(実際は三人舞)



2008年09月14日 (日)
9月6日(土)パサール満月海岸・ドラゴン座にて
19:00~ジャワ舞踊とワヤン・べベルの公演
① 舞踊: バンバン、ファジャール、冨岡三智
最初に冨岡の単独舞い、次にバンバンとファャジャールの2人舞い、最後に3人で舞う。明日の神楽との共演に向けて同じ衣装を着用、2人のスサノオとイナダ姫のイメージで舞い、試演的な内容とする。戸外には篝火が焚かれ、神秘的な雰囲気。
2人のスサノオが手にするのは御幣。スサノオは神なので御幣を手に持って登場するが、2人の衣装や動きを見て、通常の御幣より小さいものを三賀森氏が特別に作ってくれる。2人はダダップのようにそれを扱ったところ、その動きがとても御幣に似つかわしいと褒めてもらえる。ダダップは武器として使うが、元々は木の葉がついたままの何とかという木の枝で、お祓いや治癒に使うものだったらしい。そういうわけで、御幣と似たような意味あいがあるようだ。

②ワヤン・べべルの部では、ジャワの伝統的な市場がショッピング・センターへと変遷してゆく様子を描いたダニの絵巻を上演。ダニとファジャールによる絵解き語りと、マタヤ・メンバーとパサール満月海岸スタッフによる伴奏(オモチャの太鼓や鉄琴、クマナ、親指ピアノ、その他各種打楽器)と、冨岡の関西弁によるテキトーな意訳(通訳)の語りで物語は進行。お客様も畳に移り座っての見物で、ジャワの市場で大道芸を見ている
ような、楽しい雰囲気が再現できました。ただし、総出で演奏したので、いい写真がありません…
22:30~ 岡崎神楽社中と共同制作。公開したので、公演後練習を見学される人も。

最初、オロチの頭をつけずに練習

打ち合わせ中三賀森夫妻に指導を受ける
オロチもうなづく…
姫取りのシーン
19:00~ジャワ舞踊とワヤン・べベルの公演
① 舞踊: バンバン、ファジャール、冨岡三智
最初に冨岡の単独舞い、次にバンバンとファャジャールの2人舞い、最後に3人で舞う。明日の神楽との共演に向けて同じ衣装を着用、2人のスサノオとイナダ姫のイメージで舞い、試演的な内容とする。戸外には篝火が焚かれ、神秘的な雰囲気。
2人のスサノオが手にするのは御幣。スサノオは神なので御幣を手に持って登場するが、2人の衣装や動きを見て、通常の御幣より小さいものを三賀森氏が特別に作ってくれる。2人はダダップのようにそれを扱ったところ、その動きがとても御幣に似つかわしいと褒めてもらえる。ダダップは武器として使うが、元々は木の葉がついたままの何とかという木の枝で、お祓いや治癒に使うものだったらしい。そういうわけで、御幣と似たような意味あいがあるようだ。



②ワヤン・べべルの部では、ジャワの伝統的な市場がショッピング・センターへと変遷してゆく様子を描いたダニの絵巻を上演。ダニとファジャールによる絵解き語りと、マタヤ・メンバーとパサール満月海岸スタッフによる伴奏(オモチャの太鼓や鉄琴、クマナ、親指ピアノ、その他各種打楽器)と、冨岡の関西弁によるテキトーな意訳(通訳)の語りで物語は進行。お客様も畳に移り座っての見物で、ジャワの市場で大道芸を見ている
ような、楽しい雰囲気が再現できました。ただし、総出で演奏したので、いい写真がありません…
22:30~ 岡崎神楽社中と共同制作。公開したので、公演後練習を見学される人も。


最初、オロチの頭をつけずに練習


打ち合わせ中三賀森夫妻に指導を受ける
オロチもうなづく…

姫取りのシーン