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ジャワの大雨
今、中部ジャワ(ソロやカランアニャール)では大雨洪水に見舞われているようです。

ソロで歴史的な洪水といえば1966年にありました。私の舞踊の師の家でも、雨がここまできたという線が柱に残っています。私の背丈くらい水に浸かったようです。私の師はクラトンの壁の中の地区=バルワルティに住んでいますが、その地区の人は皆、クラトンのシティヒンギル(高い所という意味がある)に逃げたということでした。そこだけは水に浸からなかったそうです。
またマンクヌガラン宮では、雨に浸からないよう大急ぎでプンドポに車を上げたということでした。いったいどうやって車を上げたんだろう…
そうやって大洪水に見舞われたため、私の師の家ではそれ以前の古い写真なんかが全部流されてしまったのです。昔の舞踊のことを調べるのに、これほど残念なことはありません。家の権利書だとかを持ち出すので精一杯で、アルバムまで持ち出せなかったとのことでした。




ジャワのこうもり
今日テレビで「世界・ふしぎ発見!」を見ていると、ボルネオ島の洞窟でコウモリの大群が飛んでいくシーンを映していました。まるで竜が空に昇っていくような壮観な眺めです。

実はソロのクラトン(王宮)にも、あの洞窟に負けず劣らずだと思えるくらい沢山のコウモリが棲んでいます。私が見たのは一度だけですが、確か夕方5時過ぎ頃、クプトレン(後宮)の屋根の破風が黒い煙を吐き出すようにコウモリの大群が出てきて、クラトンの上空で何度かとぐろを巻いたあと、どこかへ飛んでいきました。

明らかに鳥の羽音とは違う、きしむような感じの音が辺りに響いたので―あれが超音波だったのでしょう―、あれは何かと聞いたところcondot(フルーツコウモリ)ということでした。クラトンには往時のように多くの人は住んでいないし、手入れされていない建物も多くあるので、コウモリには棲み心地が良いのでしょう。あるいは昔から共存していたのかも知れません。

ジャワの王は南海に棲む女神ラトゥ・キドゥルに守られているという伝説があります。この女王は精霊を統べる女神であり、コウモリも女王に与しているのかも、と本気で思える光景でした。
12月の水牛
日本には不在でしたが、今回は「水牛」12月号に寄稿しました。
タイトルは「エコー診断と透視」です。
昨年12月はジャカルタで入院していたことをしみじみ思い出します。
ボンロジョ(スリウェダリのこと)・フェスティバル
PRESS RELEASE:
BONROJO FESTIVAL
Taman Sriwedari, 11 – 13 Januari 2007


ブンガワン・ソロ・フェスティバルのお知らせ
PRESS RELEASE:
BENGAWAN SOLO FESTIVAL 2007
segaran sriwedari, 14 -16 Desember 2007

フィリピン行き~インドネシアに立ち寄り
The Sixth Workshop of the API Fellowship Program
2006-2007 API Fellows’ Workshop
25-29 November 2007
Davao City, Philippines

11月24日 大阪発~マニラ経由~ダバオ着
11月25~29日 
       マニラで起こっていたクーデターにも気づかず、ダバオで缶詰。
       成果報告の発表
11月30日 ダバオ発~マニラで一泊
       この日インドネシアに行く便はなく、インドネシアからのフェローらと
       一緒にマニラ泊。マニラ在住のフェローが夕食に案内してくれる。
       マニラの町は平穏そのもの。
       この日はフィリピンの祝日(ポニフォシオ誕生記念日)。

インドネシアへ
12月1日 07:20マニラ発~シンガポール経由~ジャカルタ~19:00ソロ着
12月2日 ソロ市内
12月3日 11:15ソロ発~ジャカルタ着。夜タマン・ミニでAnggara Kasihに出席。
      (これについてはまた後日書きます)
12月4日 ジャカルタ市内
12月5日 ジャカルタ市内
12月6日 13:30ジャカルタ発~シンガポール経由~21:30マニラ着。
12月7日 12:00までフィリピン・カルチャー・センターに行く。
      その後マニラ発~大阪へ。自宅に戻ったのは22:30過ぎ。