2008年09月28日 (日)
9月に「島根・インドネシア 現代に生きる伝統芸能の交流」で大阪、島根に
招聘したインドネシア・スラカルタ市のNPO団体「マタヤ アート&ヘリテージ」
が、スラカルタの地方紙ソロポスが出すソロポス・アワード2008を受賞しました。
記事の最後にも、島根行きのことが言及されています。
今回のプロジェクトでお世話になった皆様、ありがとうございました。

招聘したインドネシア・スラカルタ市のNPO団体「マタヤ アート&ヘリテージ」
が、スラカルタの地方紙ソロポスが出すソロポス・アワード2008を受賞しました。
記事の最後にも、島根行きのことが言及されています。
今回のプロジェクトでお世話になった皆様、ありがとうございました。

2008年09月21日 (日)
「島根・インドネシア 現代に生きる伝統芸能の交流」
公演の模様を伝える新聞記事です。
●2008年9月9日(火)山陰中央新報、18面いわみワイド

●2008年9月9日(火)中國新聞、島根16面

●2008年9月11日(木)山陰中央新報、19面
紙面が大きすぎて見出しが入りませんでした。
「異文化融合 幻想の世界」という見出しがついています。

●2008年9月14日(日)中國新聞、島根15面

公演の模様を伝える新聞記事です。
●2008年9月9日(火)山陰中央新報、18面いわみワイド

●2008年9月9日(火)中國新聞、島根16面

●2008年9月11日(木)山陰中央新報、19面
紙面が大きすぎて見出しが入りませんでした。
「異文化融合 幻想の世界」という見出しがついています。

●2008年9月14日(日)中國新聞、島根15面

2008年09月19日 (金)
8月21日「新聞報道 inインドネシア on島根…」のブログ記事で、
「島根・インドネシア 現代に生きる伝統芸能の交流」について
インドネシアの新聞に掲載された分をご紹介しましたが、
まだありましたので、以下に紹介します。
(1) 2008年8月22日(金)Solopos紙12面
Seniman Solo & Jepang bakal berkolaborasi
Mataya Arts & Heritage akan melakukan kunjungan budaya ke Shimane, Jepang dalam program Shimane-Indonesia Exchange of Traditional Arts pada (2-8/9) mendatang.
http://209.85.175.104/search?q=cache:4Kw8A8jl_6gJ:www.solopos.co.id/zindex_menu.asp%3Fkodehalaman%3Dh11%26id%3D77147+michi+tomioka&hl=ja&ct=clnk&cd=12&gl=jp&lr=lang_id
→本文は続きに
(2) 2008年9月4日 Suara Merdeka紙
Lima Seniman Solo ke Jepang Pelajari Manajemen Seni
http://suaramerdeka.com/smcetak/index.php?fuseaction=beritacetak.detailberitacetak&id_beritacetak=29168
→本文は続きに
「島根・インドネシア 現代に生きる伝統芸能の交流」について
インドネシアの新聞に掲載された分をご紹介しましたが、
まだありましたので、以下に紹介します。
(1) 2008年8月22日(金)Solopos紙12面
Seniman Solo & Jepang bakal berkolaborasi
Mataya Arts & Heritage akan melakukan kunjungan budaya ke Shimane, Jepang dalam program Shimane-Indonesia Exchange of Traditional Arts pada (2-8/9) mendatang.
http://209.85.175.104/search?q=cache:4Kw8A8jl_6gJ:www.solopos.co.id/zindex_menu.asp%3Fkodehalaman%3Dh11%26id%3D77147+michi+tomioka&hl=ja&ct=clnk&cd=12&gl=jp&lr=lang_id
→本文は続きに
(2) 2008年9月4日 Suara Merdeka紙
Lima Seniman Solo ke Jepang Pelajari Manajemen Seni
http://suaramerdeka.com/smcetak/index.php?fuseaction=beritacetak.detailberitacetak&id_beritacetak=29168
→本文は続きに
2008年09月17日 (水)
(協)日本映画撮影監督協会より、以下の情報を頂戴しましたので
お知らせします。
日本インドネシア友好50周年を記念して、同協会では以下の
シンポジウムを開催されるそうです。
「神秘のインドネシア映画はこうつくる!」
2008年10月14日 汐留・スペースFS汐留 10:15~18:00
2008年10月16日 上本町・国際交流センター 12:00~18:50
ゲスト: ガリン・ヌグロボ映画監督
上映作: 「オペラ・ジャワ」「ビューティフル・デイズ」
詳しくは協会ホームページへ http://www.jsc.or.jp/
入場申し込み(無料) http://www.jsc.or.jp/jp/event/sinpo/newpage1.html
■ ちなみに私は「オペラ・ジャワ」の封切をインドネシアの
ソロ市で見て、2006年10月号の「水牛」に、「ガリン・ヌグロホの映画
『オペラ・ジャワ』を見て」を書いています。
通算6年目の留学中の日本人が、出演者、演奏者家のほとんど全員を
知っているという立場で書いた文章ですので、日本での一般観客の
反応とは異なるかもしれません。
お知らせします。
日本インドネシア友好50周年を記念して、同協会では以下の
シンポジウムを開催されるそうです。
「神秘のインドネシア映画はこうつくる!」
2008年10月14日 汐留・スペースFS汐留 10:15~18:00
2008年10月16日 上本町・国際交流センター 12:00~18:50
ゲスト: ガリン・ヌグロボ映画監督
上映作: 「オペラ・ジャワ」「ビューティフル・デイズ」
詳しくは協会ホームページへ http://www.jsc.or.jp/
入場申し込み(無料) http://www.jsc.or.jp/jp/event/sinpo/newpage1.html
■ ちなみに私は「オペラ・ジャワ」の封切をインドネシアの
ソロ市で見て、2006年10月号の「水牛」に、「ガリン・ヌグロホの映画
『オペラ・ジャワ』を見て」を書いています。
通算6年目の留学中の日本人が、出演者、演奏者家のほとんど全員を
知っているという立場で書いた文章ですので、日本での一般観客の
反応とは異なるかもしれません。
2008年09月14日 (日)
9月7日(日)19:00~湊八幡宮(島根県浜田市三隅町)にて神楽奉納
16:30~岡崎社中の人たちが神楽殿の飾りつけを始める
暇をみて私たち一行から三賀森さんに記念品(ダニ君の作品)を贈呈

幕の裏の様子(表の舞台も裏の楽屋もそれぞれ2間の奥行き)
今日は演目が少ないので、衣装の数も少ない

神楽囃子が始まる。手前の垂れ幕は三賀森さんが書いてくださる

最初の演目「塩祓い」
2つ目の演目「頼政」

3つ目の演目「オロチ・ナーガ」(ヤマタノオロチ)
姫の登場 オロチから逃げる姫
2人で1人のスサノオを演じる

両親と別れるイナダ姫 姫とスサノオとの舞(実際は三人舞)

16:30~岡崎社中の人たちが神楽殿の飾りつけを始める

暇をみて私たち一行から三賀森さんに記念品(ダニ君の作品)を贈呈

幕の裏の様子(表の舞台も裏の楽屋もそれぞれ2間の奥行き)
今日は演目が少ないので、衣装の数も少ない

神楽囃子が始まる。手前の垂れ幕は三賀森さんが書いてくださる

最初の演目「塩祓い」

2つ目の演目「頼政」


3つ目の演目「オロチ・ナーガ」(ヤマタノオロチ)
姫の登場 オロチから逃げる姫


2人で1人のスサノオを演じる

両親と別れるイナダ姫 姫とスサノオとの舞(実際は三人舞)



2008年09月14日 (日)
9月6日(土)パサール満月海岸・ドラゴン座にて
19:00~ジャワ舞踊とワヤン・べベルの公演
① 舞踊: バンバン、ファジャール、冨岡三智
最初に冨岡の単独舞い、次にバンバンとファャジャールの2人舞い、最後に3人で舞う。明日の神楽との共演に向けて同じ衣装を着用、2人のスサノオとイナダ姫のイメージで舞い、試演的な内容とする。戸外には篝火が焚かれ、神秘的な雰囲気。
2人のスサノオが手にするのは御幣。スサノオは神なので御幣を手に持って登場するが、2人の衣装や動きを見て、通常の御幣より小さいものを三賀森氏が特別に作ってくれる。2人はダダップのようにそれを扱ったところ、その動きがとても御幣に似つかわしいと褒めてもらえる。ダダップは武器として使うが、元々は木の葉がついたままの何とかという木の枝で、お祓いや治癒に使うものだったらしい。そういうわけで、御幣と似たような意味あいがあるようだ。

②ワヤン・べべルの部では、ジャワの伝統的な市場がショッピング・センターへと変遷してゆく様子を描いたダニの絵巻を上演。ダニとファジャールによる絵解き語りと、マタヤ・メンバーとパサール満月海岸スタッフによる伴奏(オモチャの太鼓や鉄琴、クマナ、親指ピアノ、その他各種打楽器)と、冨岡の関西弁によるテキトーな意訳(通訳)の語りで物語は進行。お客様も畳に移り座っての見物で、ジャワの市場で大道芸を見ている
ような、楽しい雰囲気が再現できました。ただし、総出で演奏したので、いい写真がありません…
22:30~ 岡崎神楽社中と共同制作。公開したので、公演後練習を見学される人も。

最初、オロチの頭をつけずに練習

打ち合わせ中三賀森夫妻に指導を受ける
オロチもうなづく…
姫取りのシーン
19:00~ジャワ舞踊とワヤン・べベルの公演
① 舞踊: バンバン、ファジャール、冨岡三智
最初に冨岡の単独舞い、次にバンバンとファャジャールの2人舞い、最後に3人で舞う。明日の神楽との共演に向けて同じ衣装を着用、2人のスサノオとイナダ姫のイメージで舞い、試演的な内容とする。戸外には篝火が焚かれ、神秘的な雰囲気。
2人のスサノオが手にするのは御幣。スサノオは神なので御幣を手に持って登場するが、2人の衣装や動きを見て、通常の御幣より小さいものを三賀森氏が特別に作ってくれる。2人はダダップのようにそれを扱ったところ、その動きがとても御幣に似つかわしいと褒めてもらえる。ダダップは武器として使うが、元々は木の葉がついたままの何とかという木の枝で、お祓いや治癒に使うものだったらしい。そういうわけで、御幣と似たような意味あいがあるようだ。



②ワヤン・べべルの部では、ジャワの伝統的な市場がショッピング・センターへと変遷してゆく様子を描いたダニの絵巻を上演。ダニとファジャールによる絵解き語りと、マタヤ・メンバーとパサール満月海岸スタッフによる伴奏(オモチャの太鼓や鉄琴、クマナ、親指ピアノ、その他各種打楽器)と、冨岡の関西弁によるテキトーな意訳(通訳)の語りで物語は進行。お客様も畳に移り座っての見物で、ジャワの市場で大道芸を見ている
ような、楽しい雰囲気が再現できました。ただし、総出で演奏したので、いい写真がありません…
22:30~ 岡崎神楽社中と共同制作。公開したので、公演後練習を見学される人も。


最初、オロチの頭をつけずに練習


打ち合わせ中三賀森夫妻に指導を受ける
オロチもうなづく…

姫取りのシーン
2008年09月14日 (日)
両日とも13:00~/15:30~ ジャワ舞踊とワヤン・べべルのワークショップ

舞踊ワークショップの様子
19:00~三賀森氏の店「神楽寿し」にて食事
神楽のビデオを見ながらお話を聞いたり、氏が個人所有する神楽面や
装束を拝見したり、「オロチ・ナーガ」の衣装・演出について打ち合わせ

装束を身に着けて説明される三賀森氏 装束を着せてもらったファジャール

舞踊ワークショップの様子
19:00~三賀森氏の店「神楽寿し」にて食事
神楽のビデオを見ながらお話を聞いたり、氏が個人所有する神楽面や
装束を拝見したり、「オロチ・ナーガ」の衣装・演出について打ち合わせ


装束を身に着けて説明される三賀森氏 装束を着せてもらったファジャール
2008年09月11日 (木)
「島根・インドネシア 現代に生きる伝統芸能の交流」
●来日メンバー
・舞踊家: Bambang Suryono (通称Bambang Besur)、Fajar Satriadi
・ワヤン・べべル画家: Dani Iswardana Wibowo
・マタヤ アート&ヘリテージ: Heru Prasetya(代表)、Agung Priyo Wibowo
●企画制作・通訳・舞踊: 冨岡三智
●主催
三保三隅百姓会&パサール満月海岸
島根・インドネシア現代に生きる伝統芸能の交流実行委員会
●助成
・しまね文化ファンド
・インドネシア観光文化省
・Ibu Pia Alisjahbana
●後援: 在大阪インドネシア共和国総領事館
special thanks to:
大阪: 高津宮、大坪紀子さま、ダル・マブダヤ 林公子さま&稲田直美さま
島根: 湊八幡宮、岡崎神楽社中、三賀森康男さま
2008年9月2日(火)
7:30 一行、関西空港着。高津宮へ

本殿を案内して下さる宮司
16:00~高津宮・本殿にて奉納舞踊
奉納を始めると雷がゴロゴロ鳴り雨がぱらつくという天気に。
この一行、神々に祝福してもらえたようです。
16:30~18:30 末廣の間にてワークショップ
夜行バスにて島根へ
●来日メンバー
・舞踊家: Bambang Suryono (通称Bambang Besur)、Fajar Satriadi
・ワヤン・べべル画家: Dani Iswardana Wibowo
・マタヤ アート&ヘリテージ: Heru Prasetya(代表)、Agung Priyo Wibowo
●企画制作・通訳・舞踊: 冨岡三智
●主催
三保三隅百姓会&パサール満月海岸
島根・インドネシア現代に生きる伝統芸能の交流実行委員会
●助成
・しまね文化ファンド
・インドネシア観光文化省
・Ibu Pia Alisjahbana
●後援: 在大阪インドネシア共和国総領事館
special thanks to:
大阪: 高津宮、大坪紀子さま、ダル・マブダヤ 林公子さま&稲田直美さま
島根: 湊八幡宮、岡崎神楽社中、三賀森康男さま
2008年9月2日(火)
7:30 一行、関西空港着。高津宮へ

本殿を案内して下さる宮司
16:00~高津宮・本殿にて奉納舞踊
奉納を始めると雷がゴロゴロ鳴り雨がぱらつくという天気に。
この一行、神々に祝福してもらえたようです。
16:30~18:30 末廣の間にてワークショップ
夜行バスにて島根へ
2008年09月10日 (水)
「島根・インドネシア 現代に生きる伝統芸能の交流」は無事終了しました。
以下の通りメディア報道されました。
●2008年8月30日(土)山陰中央新報・いわみワイド面
「ジャワ舞踊と石見神楽融合 浜田・三隅 4日から創作舞台 市民ワークショップも」
http://www.sanin-chuo.co.jp/hobby/modules/news/article.php?storyid=505874085

6月に行われた交流事業で、岡崎神楽社中のはやしに合わせて舞踊を披露する冨岡三智さん。今回、ジャワと石見の芸能を融合した新たな舞台制作に挑む
インドネシアと石見の伝統芸能が交流する「ジャワ舞踊と石見神楽」が、四-七日、浜田市三隅町の「パサール満月海岸」で行われる。インドネシアの舞踊家らと神楽社中が、両国の芸能を融合させた舞台「オロチ・ナーガ」の創作に挑戦。ジャワ舞踊や絵巻物芝居の公演、市民向けワークショップも企画されている。
「満月海岸」を運営する地元のグループ「三保三隅百姓会」が主催。王宮舞踊家で、インドネシア国立芸大大学院教授のバンバン・ブスール氏ら五人が来日する。
共同制作は、国内外で活躍するジャワ舞踊家の冨岡三智さん(奈良)、三隅の岡崎神楽社中と行い、四-七日の間、構成や振り付けを考える。「ナーガ」とは、インドネシアで竜の意味。新作は、七日午後七時から、近くの湊八幡宮で披露する。
市民向けのワークショップは四、五日、午後一時と同三時半からの二回ずつ開催。舞踊のほか、絵巻物の伝統的な描き方などを体験する。参加料は二千円。
六日午後七時からは、絵巻物を見せながら語る伝統の芝居「ワヤンベベル」、ジャワ舞踊の公演がある。入場料は千円。
このほか、絵巻物、宮廷ジャワ更紗(さらさ)の展示販売もある。ワークショップ、公演は、小学生以下と七十歳以上は無料。問い合わせは満月海岸(電話090・6001・6111)。
●2008年9月3日(水)朝日新聞・大阪市内面
「南洋の舞 奉納 大阪・高津宮 ジャワの舞踊家」

●2008年9月3日(水)中国新聞・地域ニュース面
「ジャワ舞踊と石見神楽が共演」
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200809030003.html
インドネシアのジャワ舞踊と石見神楽が共演するイベントが、7日午後7時から浜田市三隅町湊浦の湊八幡宮で開かれる。それぞれ独自の歴史を持つ出演団体が3日間掛けて共同創作した演目を披露する。踊り方指導や伝統絵画の展示などインドネシア文化の紹介行事もある。
同町の染色家中崎あきさん(45)が、十数年前インドネシアに住んでいた時に知り合ったバンバン・ブスールさん(48)ら2人の舞踊家と伝統絵巻ワヤン・バベルの画家ら計5人を招いた。
インドネシア留学の経験がある関西在住のジャワ舞踊家冨岡三智さん(42)が協力し、三隅町の神楽団体岡崎社中と一緒に舞台をつくる。ジャワ舞踊は神にささげる舞で能のような優雅な動きが特徴。ジャワにも大蛇伝説があり、公演では石見神楽の大蛇も登場する。無料。
●2008年9月5日(金)読売新聞・石見面
「伝統のジャワ舞踊披露 浜田」

●2008年9月9日(火)山陰中央新報・いわみワイド
「浜田でジャワ舞踊と石見神楽の共演」
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=506117179

神楽の囃子(はやし)に合わせ、大蛇退治の場面を演じるジャワ舞踊家ら
インドネシアのジャワ舞踊と石見神楽が共演する舞台「大蛇」が七日夜、浜田市三隅町の湊八幡宮でお披露目された。舞踊家と地元の神楽社中が、三日間の短期間で共同制作。ジャワの優雅な舞と、躍動感あふれる大蛇が見事に融合して独創的な舞台を繰り広げ、集まった神楽ファンを沸かせた。
同町の芸術家らで作るグループ「三保三隅百姓会」が主催。インドネシアから来日した五人と、奈良県在住でジャワ舞踊家の冨岡三智さん(42)が、三隅の岡崎神楽社中とともに、四-六日の間、創作に挑んだ。
舞台は神楽の「大蛇」の展開を踏まえつつ、ジャワ舞踊家のバンバン・ブスールさん(48)とファジャール・サトリアディさん(40)の二人でスサノオノミコトを、冨岡さんが稲田姫を演じた。
宮廷舞踊の衣装「ドトット・アグン」や白い仮面を身に着け、ゆったりと動くジャワ舞踊に、境内を埋めた観客約百五十人は興味津々。二人のスサノオが大蛇を退治するクライマックスは、歓声も飛び交い、異国情緒の加わった舞を満喫した。
冨岡さんは「舞台を楽しむ観客の雰囲気が、まるでジャワのよう。芸能の根っこは同じだと感じた」と話し、バンバンさんとファジャールさんも「一緒に舞台ができて大変うれしい」と喜んだ。
指導を担った岡崎神楽社中の三賀森康男代表(78)は「さすが舞踊の専門家で、のみ込みが早い。振る舞いも礼儀正しく、言葉の壁はあったが、世界は一つと実感した」と手応えを語った。
●2008年9月9日(火)中国新聞・地域ニュース面
「ジャワ舞踊と神楽でコラボ」
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200809090048.html

<上>クライマックスの大蛇退治の場面
<下>ジャワ衣装で稲田姫を演じる冨岡さん(左)とスサノオのブスールさん
胸に響くガムラン楽器音、大蛇に絡む優美な民族衣装―。ジャワ舞踊と石見神楽が共演する独創的な公演が7日夜、浜田市三隅町の湊八幡宮であり、200人の観客は神秘的な舞台に酔いしれた。
地元の岡崎社中が演じる「八岐大蛇」に、インドネシアの舞踏家バンバン・ブスールさん(48)とファジャール・サトリアディさん(40)が民族衣装のドドットと仮面をまとってスサノオ役で登場。奈良市の舞踊家冨岡三智さん(42)は婚礼衣装のドドットで稲田姫になり、指先をそらせるジャワ舞踊のポーズであでやかに舞った。
境内は和太鼓と笛、ガムラン楽器カマナクの金属音が響いて幻想的な空間と化し、クライマックスでは大蛇の大きな動きとスサノオの派手な立ち回りで熱気に包まれた。
以下の通りメディア報道されました。
●2008年8月30日(土)山陰中央新報・いわみワイド面
「ジャワ舞踊と石見神楽融合 浜田・三隅 4日から創作舞台 市民ワークショップも」
http://www.sanin-chuo.co.jp/hobby/modules/news/article.php?storyid=505874085

6月に行われた交流事業で、岡崎神楽社中のはやしに合わせて舞踊を披露する冨岡三智さん。今回、ジャワと石見の芸能を融合した新たな舞台制作に挑む
インドネシアと石見の伝統芸能が交流する「ジャワ舞踊と石見神楽」が、四-七日、浜田市三隅町の「パサール満月海岸」で行われる。インドネシアの舞踊家らと神楽社中が、両国の芸能を融合させた舞台「オロチ・ナーガ」の創作に挑戦。ジャワ舞踊や絵巻物芝居の公演、市民向けワークショップも企画されている。
「満月海岸」を運営する地元のグループ「三保三隅百姓会」が主催。王宮舞踊家で、インドネシア国立芸大大学院教授のバンバン・ブスール氏ら五人が来日する。
共同制作は、国内外で活躍するジャワ舞踊家の冨岡三智さん(奈良)、三隅の岡崎神楽社中と行い、四-七日の間、構成や振り付けを考える。「ナーガ」とは、インドネシアで竜の意味。新作は、七日午後七時から、近くの湊八幡宮で披露する。
市民向けのワークショップは四、五日、午後一時と同三時半からの二回ずつ開催。舞踊のほか、絵巻物の伝統的な描き方などを体験する。参加料は二千円。
六日午後七時からは、絵巻物を見せながら語る伝統の芝居「ワヤンベベル」、ジャワ舞踊の公演がある。入場料は千円。
このほか、絵巻物、宮廷ジャワ更紗(さらさ)の展示販売もある。ワークショップ、公演は、小学生以下と七十歳以上は無料。問い合わせは満月海岸(電話090・6001・6111)。
●2008年9月3日(水)朝日新聞・大阪市内面
「南洋の舞 奉納 大阪・高津宮 ジャワの舞踊家」

●2008年9月3日(水)中国新聞・地域ニュース面
「ジャワ舞踊と石見神楽が共演」
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200809030003.html
インドネシアのジャワ舞踊と石見神楽が共演するイベントが、7日午後7時から浜田市三隅町湊浦の湊八幡宮で開かれる。それぞれ独自の歴史を持つ出演団体が3日間掛けて共同創作した演目を披露する。踊り方指導や伝統絵画の展示などインドネシア文化の紹介行事もある。
同町の染色家中崎あきさん(45)が、十数年前インドネシアに住んでいた時に知り合ったバンバン・ブスールさん(48)ら2人の舞踊家と伝統絵巻ワヤン・バベルの画家ら計5人を招いた。
インドネシア留学の経験がある関西在住のジャワ舞踊家冨岡三智さん(42)が協力し、三隅町の神楽団体岡崎社中と一緒に舞台をつくる。ジャワ舞踊は神にささげる舞で能のような優雅な動きが特徴。ジャワにも大蛇伝説があり、公演では石見神楽の大蛇も登場する。無料。
●2008年9月5日(金)読売新聞・石見面
「伝統のジャワ舞踊披露 浜田」

●2008年9月9日(火)山陰中央新報・いわみワイド
「浜田でジャワ舞踊と石見神楽の共演」
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=506117179

神楽の囃子(はやし)に合わせ、大蛇退治の場面を演じるジャワ舞踊家ら
インドネシアのジャワ舞踊と石見神楽が共演する舞台「大蛇」が七日夜、浜田市三隅町の湊八幡宮でお披露目された。舞踊家と地元の神楽社中が、三日間の短期間で共同制作。ジャワの優雅な舞と、躍動感あふれる大蛇が見事に融合して独創的な舞台を繰り広げ、集まった神楽ファンを沸かせた。
同町の芸術家らで作るグループ「三保三隅百姓会」が主催。インドネシアから来日した五人と、奈良県在住でジャワ舞踊家の冨岡三智さん(42)が、三隅の岡崎神楽社中とともに、四-六日の間、創作に挑んだ。
舞台は神楽の「大蛇」の展開を踏まえつつ、ジャワ舞踊家のバンバン・ブスールさん(48)とファジャール・サトリアディさん(40)の二人でスサノオノミコトを、冨岡さんが稲田姫を演じた。
宮廷舞踊の衣装「ドトット・アグン」や白い仮面を身に着け、ゆったりと動くジャワ舞踊に、境内を埋めた観客約百五十人は興味津々。二人のスサノオが大蛇を退治するクライマックスは、歓声も飛び交い、異国情緒の加わった舞を満喫した。
冨岡さんは「舞台を楽しむ観客の雰囲気が、まるでジャワのよう。芸能の根っこは同じだと感じた」と話し、バンバンさんとファジャールさんも「一緒に舞台ができて大変うれしい」と喜んだ。
指導を担った岡崎神楽社中の三賀森康男代表(78)は「さすが舞踊の専門家で、のみ込みが早い。振る舞いも礼儀正しく、言葉の壁はあったが、世界は一つと実感した」と手応えを語った。
●2008年9月9日(火)中国新聞・地域ニュース面
「ジャワ舞踊と神楽でコラボ」
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200809090048.html

<上>クライマックスの大蛇退治の場面
<下>ジャワ衣装で稲田姫を演じる冨岡さん(左)とスサノオのブスールさん
胸に響くガムラン楽器音、大蛇に絡む優美な民族衣装―。ジャワ舞踊と石見神楽が共演する独創的な公演が7日夜、浜田市三隅町の湊八幡宮であり、200人の観客は神秘的な舞台に酔いしれた。
地元の岡崎社中が演じる「八岐大蛇」に、インドネシアの舞踏家バンバン・ブスールさん(48)とファジャール・サトリアディさん(40)が民族衣装のドドットと仮面をまとってスサノオ役で登場。奈良市の舞踊家冨岡三智さん(42)は婚礼衣装のドドットで稲田姫になり、指先をそらせるジャワ舞踊のポーズであでやかに舞った。
境内は和太鼓と笛、ガムラン楽器カマナクの金属音が響いて幻想的な空間と化し、クライマックスでは大蛇の大きな動きとスサノオの派手な立ち回りで熱気に包まれた。
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