1/28インドネシア語講座のお知らせ
1/28加筆UP !
ちょっと粉雪がちらつきましたが、今月の講座も無事終わりました。今回は日本語がかなり堪能なインドネシア人(日本在住)の方も、日本語翻訳技術のブラッシュアップのため講座に参加されました。

●今月のデザート
五條市内で3軒しか手掛けていない、土耕栽培によるいちご「古都華」と緑大根(偶然ハート形のものがあったそう)と。コーヒー、ほうじ茶。

●今月取り上げた記事のタイトルは
①インドネシア銀行はインドネシアにおける支払い手段としてビットコインの使用を禁止
②ITS(11月10日工科大学)は電気自動車だけでなくスーパーカーをジョコウィ(※大統領のニックネーム)にお披露目、
③ジャカルタ海洋博物館が焼けた7要因
④4つのインドネシア独自という料理は実は外国由来だった
の4つです。いずれも新聞ネットニュースから話題を拾っています。

①は正式決定ではないようですが、インドネネシア銀行が強調しているとのこと。
②は、スラバヤ~モジョクルト間の高速道路開通式の時に、ITSが大学生のデザインした電気自動車やスーパーカーをお披露目したというニュース。このスーパーカーの名前:Lowo Ireng(黒いコウモリ) をめぐって、コウモリ談義となりました。フルーツコウモリ(codot)があまり良くないイメージなのに対し、蚊を食べるコウモリ(lowo)には俊敏で人間の役に立つ益獣というイメージがあるそうな。
③海洋博物館はオランダ時代から残っている建物。かつて東インド会社が香辛料の倉庫に使っていたとか。
④バッソ、ソト、サテ、ナシ・ゴレンといったインドネシアを代表する料理が実は中国やインド/アラブなどから伝来した食べ物という話。youtubeに上がっていたインドネシアのバッソ屋やソト屋のビデオを見ながら、インドネシアでの食べ方なども話題に上りました。

20180128イネ語_土耕栽培・古都華と緑大根

来月のインドネシア語講座ですが、2月半ばから1ヵ月間、大分県でインドネシア語研修の仕事がある為、お休みいたします。それから帰ってきた後の3月末頃に予定しています。

--------加筆ここまで。

ビジネス実践インドネシア語講座 

1月は下記の通り開催いたします。

日時:1月28日(日)14:30~17:00 
会場:五條 源兵衛(五條市新町通り)
   http://genbei.info/
   JR五条駅より徒歩15分、無料駐車場あり

費用:3000円(当日現金で支払い)

※ 源兵衛特製のデザート・飲み物付

基本的に、文法を順になぞるのではなく、インドネシアで最近話題になっているニュースを読みやすくアレンジしたものを読みます。完全解説付きの資料を御用意しますので、初心者でも参加可能です。また、日本語をもっと勉強してみたいインドネシア人の方の参加も歓迎しております。

教材とデザート準備のため、参加ご希望の方は前日夜頃までにメールボックスの方にご連絡下さい。

なお、レストランの昼食時間と夜の時間の間を利用して講座を開催しています。食事ご希望の方は直接、五條 源兵衛にご予約下さい。

源兵衛地図
日イネ国交樹立60周年
インドネシア・日本国交樹立60周年記念レセプション
RESEPSI PERINGATAN 60 TAHUN HUBUNGAN DIPLOMATIK RI-JEPANG

2018年1月22日(月)18:30~20:30
ヒルトン大阪 4階 金の間 にて
在大阪インドネシア共和国総領事館主催

ご招待を受けて出席してきました。写真を撮ろうと思っていたのに、知り合いの人に挨拶し、おいしい料理に舌鼓を打っていたら、すっかり忘れてしまいましたので、総領事館のサイトのリンクをあげておきます。

http://www.indonesia-osaka.org/ja/berita/2018/01/23/resepsi-peringatan-60-tahun-hubungan-diplomatik-ri-jepang/
ucapan selamat tahun baru/ greeting for new year / 年賀
Selamat Tahun Baru 2018 !
Semoga tahun ini lebih baik daripada tahun-tahun sebelumnya...
Happny New Year 2018 !
明けましておめでとうございます

~~~
Tahun lalu, saya mengunggah video-video (hasil proyek saya) di youtube sebagai berikut;
Last year, I uploaded my videos as follows:
昨年アップした公演ビデオ(私のプロジェクト)のリンクを上げておきます。

●tari Keraton Jawa 25 NOv.2017 di panggung NOH (teater tradisi Jepang) di Nara
performance of Javanese court dance on Noh theater on 25 Nov.2017
2017年11月25日 能舞台でのジャワ宮廷舞踊上演
https://youtu.be/Fy_SIfJpvWE

能舞台ブドヨ 年賀

●pentas wayang beber pada tgl.6 Sept.2008 di Shimane
wayang beber (scroll performance) performance in Shimane on 6 Sept.2008
2008年9月6日 島根県でのワヤン・べベル絵巻上演
https://www.youtube.com/watch?v=r5_3lFt1cso

●pentas kolaborasi tari Jawa dengan Iwami Kagura (seni tradisi Shimane) tgl. 8 Sept.2008 di Shimane
Collaboration of Javanese dance with Iwami Kagura (traditional performance in Shimane) on 8 Sept 2008 in Shimane
2008年9月8日ジャワ舞踊と石見神楽の共同制作

https://www.youtube.com/watch?v=OCsHP3W0pss (sambutan/greeting/挨拶)
https://www.youtube.com/watch?v=4g0yZY2jIUc (pentas/performance/公演)
https://www.youtube.com/watch?v=9jg4xSpPeDI (ucapan terima kasih/gratitude/御礼)

orochi061ブログ


●pentas "Srimpi Gondokusumo", tari Keraton Solo tgl.Nov.2006 di SMKN 8 Surakarta
dengan ISI Surakarta dsb.
performance of Javanese court dance "Srimpi Gondokusumo" on 26 Nov.2006 at Indonesian Art High School Surakarta. in corporation with Indonesian College of Arts Surakarta.
2006年11月26日インドネシア国立芸術高校スラカルタ校にてジャワ宮廷舞踊「スリンピ・ゴンドクスモ」公演、インドネシア国立芸術大学スラカルタ校他と共同
https://www.youtube.com/watch?v=5OTPv6ZwzVE

20070304184256.jpg

●pentas "Srimpi Anglir Mendhung", tari Keraton Surakarta tgl.8 Sept.2012 di Shimane
dengan rombongan ISI Surakarta
performance of Javanese Court dance "Srimpi Anglir Mendhung" on 8 Sept.2012 in Shimane with Indonesian College of Arts Surakarta
2012年9月8日島根県熊野大社・庭火祭にて、インドネシア国立芸術大学スラカルタ校と共にジャワ舞踊公演「スリンピ・アングリルムンドゥン」
https://www.youtube.com/watch?v=emN8e9B_qkI

srimpi2.jpg


●pentas "Bedhaya Pangkur", tari Keraton Surakarta tgl.28 Juni 2007 di Taman Budaya Jawa Tengah
dengan ISI Surakarta dsb.
performance of Javanese Court dance "Bedhaya Pangkur" on 28 June 2007 at Provincial Art Center of Central Java in cooperation with Indonesian College of Arts Surakarta
2007年6月28日中部ジャワ州立芸術センターにてインドネシア国立芸術大学スラカルタ校と共にジャワ宮廷舞踊公演「ブドヨ・パンクル」
https://vimeo.com/41615605

20070713030346.jpg
2018.01水牛「ジャワ舞踊の衣装(2)上半身の衣装」
高橋悠治氏のサイト『水牛』の
2018年1月」(水牛のように)コーナーに、
今月は「ジャワ舞踊の衣装(2)上半身の衣装」を寄稿しました。



ジャワ舞踊の衣装(2)上半身の衣装

昨年10月号で下半身の衣装を説明したので、今回はその続き。

ジャワ舞踊では下半身にはジャワ更紗(バティック)を巻く。…と10月号に書いたが、実は例外があることを書き忘れていた。それは宮廷舞踊ブドヨの場合である。ブドヨでもバティックを巻くことはあるのだが、儀礼性の高いブドヨではチンデというインド伝来の模様の布を巻く。現在のジャワではチンデといえば染めだが、本来は織りである。実はジャワ王宮では、チンデは貴族がその地位を示すために使われる。男性なら帯やズボン(バティックの下に穿く)身に着ける。女性舞踊でそのチンデを下半身に巻く時の上半身の衣装は、通常のバティックのサイズより縦も横も2倍大きいドドット・アグンというサイズの布に、森羅万象を示すアラス・アラサンという柄(森に棲む各種動物の柄)を金泥で描いたもの。結婚式の花嫁衣裳の姿でもある。宮廷でも「ブドヨ・クタワン」という、今でも門外不出の舞踊にしか使われない。それ以外のブドヨには、上半身にドドット・アグンのサイズのバティックを巻く。

・素材

宮廷舞踊のスリンピや、宮廷舞踊から発展したゴレック、あるいはワヤン・オラン(舞踊劇)の上半身の衣装は、ビロードの布に金糸や金コード、ビーズなどで刺繍したものだ。デザインには袖無しで前開きのコタンと、ビスチェのように肩が露出するムカッの2種類があり、スリンピにはどちらのタイプも用い、ゴレックではコタンを用いる。ビロードはどう見ても西洋風に見えるが、事実、イタリアで発明され、ルネサンス期に発展した素材だ。日本には南蛮貿易で伝来したことを考えると、ジャワ島に伝わったのも日本とそう変わらない時期ではないかと思う。伝統技法のバティックとの組み合わせは変に感じるが、バティックも発展したのは17世紀頃からと、ビロード伝来時期とあまり変わらないようである。当時の宮廷人にとってはどちらも最新の豪勢な素材で、宮廷の権威を示すにふさわしい素材だったのだろう。

一方、民間舞踊のガンビョンでは木綿に絞りを施した布を胴に巻き付ける。この布のことをクムベンと呼ぶ。絞りは世界各地で古代から見られる手法で、庶民が着用できる(安い)素材なのだ。アクセサリも豪華ではなく、その代わり、ジャスミンの花輪を首にかけ、ジャスミンやカンティル(モクレンの仲間、指先くらいの大きさ)を髪に挿す。実はガンビョンの舞踊では、このジャスミンの花を身に着けることが重要なのだと着付の師に教えられた。ガンビョンは本来豊穣祈願の舞踊なのだが、その踊り子たちが身に着けたジャスミンの花には病気を直す力があると信じられ、観客たちは欲しがったそうである。

・色

ジャワ舞踊では、上半身の衣装の色と腰に巻くサンプールという布の色の取り合わせがコーディネートで重要になる。特に舞踊劇ではキャラクターを表現する上で色が重要だ。たとえば、スリカンディはスラカルタ様式では赤色のムカッに青色のサンプールを組み合わせることに決まっている。赤い衣装は荒型用の色だが、スリカンディは女性ながら司令官として戦場に立つ女性なので赤色がふさわしく、赤×青のコントラストでキャラクターの強さを一層強調するのである。一方、優美なキャラクターを表現したり、曲の優美さを強調したりしたいなら、黒、紺、深緑、深紫などの落ち着いた色のビロードの上着に深い色の緑色やマゼンタ色のサンプールを合わせるのが良い。黄色やオレンジ色のサンプールは舞台映えするが、キャラクターがついているので、宮廷舞踊には合わないと私の着付の師匠は言う。また、日本人だと紫色の上着にはピンク色をコーディネートしたくなるが、ピンク色はジャワではほとんど見ないように思う。どうも、ジャワ人にはピンク色は煽情的な色に見えているのではないかと感じている。

ジャワでは特定の色の組み合わせに名前がついていることがある。一番有名なのはパレアノムと呼ばれる若い緑色×黄色の組み合わせだろう。これはマンクヌガラン王家の旗印の配色である。ちなみにパレは苦瓜、アノムは若いという意味。だから、同王家が振り付けて有名になった作品「ガンビョン・パレアノム」では、緑色のクムベンに黄色のサンプールを合わせる。
年賀
初春のお慶びを申し上げます
本年もよろしくお願い申し上げます

能舞台ブドヨ 年賀

昨年は、主宰する岸城神社でのジャワ舞踊ガムラン音楽奉納公演も9年目、開講しているビジネス実践インドネシア語講座(会場:五條 源兵衛)も4年目、音楽家・高橋悠治氏のサイト『水牛』でのジャワ舞踊などに関するエッセイ執筆も15年目を迎え、また長年の夢だった能舞台でのジャワ舞踊上演(11/25)も実現し、充実した1年となりました。また、今年4月からは非常勤講師として大学で「アジア文化論」やインドネシア語を教えることになりました。今まで通り、企業でのインドネシア語講師や通訳・翻訳のお仕事も続けますが(このこと、このブログではほとんど書いておりませんでしたが…)、ジャワ舞踊に、インドネシア語に、活動を続けてゆく所存ですので、よろしくお引き立てのほどお願い申し上げます。

平成30年戊戌元旦
冨 岡 三 智



昨年のジャワ舞踊上演

7/29「インドネシア伝統舞踊の会」
場所:奈良市中部公民館イベントホール
ブログ記事➡ http://javanesedance.blog69.fc2.com/blog-date-201707.html
映像➡ https://www.youtube.com/watch?v=Fpb6W17GXs8

10/15 第9回 ジャワ舞踊・ガムラン奉納公演(主催公演)
場所:岸城神社(岸和田市)
ブログ記事➡ http://javanesedance.blog69.fc2.com/blog-entry-898.html

11/11 ワールド・フェスティバル天理
場所:天理駅前広場コフフン
ブログ記事➡ http://javanesedance.blog69.fc2.com/blog-entry-896.html

11/25 日本アートマネジメント学会第19回全国大会
関連企画「能舞台に出会う」
場所: 奈良春日野国際フォーラム 甍
作品名: 「ブドヨ ~天女降臨~」
ブログ記事➡ http://javanesedance.blog69.fc2.com/blog-entry-897.html
『水牛』記事➡ http://javanesedance.blog69.fc2.com/blog-entry-903.html
映像➡ https://youtu.be/Fy_SIfJpvWE