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とんどの日
今日1月14日には、この辺りで「とんど」があります。地域ごとに田圃や広場に竹を組んで大きな焚き火をし、正月の飾りを燃やす行事です。また書初めも一緒に燃やします。地域によっては「左義長」、「どんど焼き」と呼ばれるそうですが、奈良県ではどこでもやっていると思います。

さて同日、市内(奈良県五條市)の念仏寺では「陀々堂の鬼走り」という国の無形文化財に指定されている行事が行われます。

雰囲気は以下の写真から↓
http://www.geocities.jp/mimatyu2000/07onioi/onihasiri1.htm

この「陀々」という語は「韃靼」をあらわしていて、全国各地で見られる同系統の行事は、みな韃靼人の火を使った修行からきていると聞いたことがあります。火を使った浄化なのか、春を呼ぶ活動なのか、たぶん「とんど」にも同じような意味があるのかなと想像したりしています。

さて私はこの鬼走りに1回しか行ったことがありません。昔、民俗学の先生から、家から近いんだから行って調べて来なさい~と言われたので行ったのですが。私にとってはよその(市内とはいえ…)有名行事より、地元のありふれたとんどの方が愛着があったのでした。

民俗学の調査をやっている人を見ていると、自分の地元の行事には出ていない、よく知らないという人もいるように思います。だからこそ他所の地域の調査もできるのだろうし、客観的な立場に立つこともできるのかも知れません。けれど、何か根っこがないように思えなくもありません。そういう私もインドネシアにいてジャワの伝統行事を追っかけているときに、ふと、自分がやるべき地元(日本)の行事をこなしていない、と思うことがあります…。