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スリンピ公演

公演:Srimpi Gondokusumo (versi utuh)
日時:2006年11月26日
場所:SMKN8(インドネシア国立芸術高校スラカルタ校)プンドポ
踊り手:冨岡三智(batak)、Setyoasih(gulu)、Saryuni(dada)、Hadawiyah(buncit)
演奏:Maju Mawas & Mijil Laras (Garasi Seni Benowo)
クプラッ:Pamardi
インフォーマント:Sri Sutjiati Djoko Soehardjo(故)


私のプロジェクトの成果として宮廷舞踊「スリンピ・ゴンドクスモ」の完全版を公演しました。

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Photo by Heru Santoso

この公演は、芸術高校で毎月26日に行われている伝統舞踊公演:Pentas Nemlikuranに組み込んでもらいました。このスリンピは入退場も含めて上演に1時間5分くらいかかるのですが、それまでは1曲25分以上かかる作品をやったことがなかったらしく、1時間も退屈な宮廷舞踊を上演されたんではお客さんがいなくなってしまう…と最初は主催者に渋い顔をされました。しかし、いつまでも観客に媚びていては観客も成長しない!本当に力を入れて公演すれば見てもらえるはず!と押し切り、他に私たちのスリンピにふさわしい演目を同時に上演してほしいとお願いしておきました。

そうしたら、驚くことに主催者が選んだ演目は、ジョグジャカルタの宮廷舞踊「ブドヨ・ババルラヤル」で上演時間2時間、ジョグジャカルタにある国立芸大(ISI)の調査プロジェクトの成果ということでした。主催者の意識も一気に改革が進んだ模様です。私はスラカルタのスリンピとジョグジャカルタのブドヨの競演に身震いです。


スリンピは4人の女性による舞踊で、私以外の3人はいずれもスラカルタにある国立芸大(ISI)の先生たちです。この先生たちとは以前からスリンピを一緒に習っており、今までにも芸大大学院の催しで、「スリンピ・ラグドゥンプル」完全版(2002年)や、「ダルマニンシウィ」(2003年)という舞踊作品で共演したことがあります。

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Photo by Heru Santoso

演奏は、スラカルタの芸大元学長Supanggah氏の家で定期的にやっている練習会に集まる2グループのメンバーです。この地域には芸大の先生たちが多く住んでいて、先生たちと在野の演奏家、それに芸大学生が参加してくれました。

この公演の少し前、11月8日にインフォーマントである私の舞踊の師が亡くなりました。せっかくの公演を見ていただけずとても残念でしたが、スラバヤの教育大学でジャワ舞踊を教えている先生の長男(上で書いたダルマニンシウィの振付家)が見に来てくれました。

そしてこの公演がうまくいくよう、スラカルタ宮廷でお祈りをしてもらい、お供えを用意してもらいました。

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青いもち米が宮廷独自のもの。宮廷を守護する南海の女王ラトゥ・キドゥルが好きな食べ物です。