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1/24 DANCE BOXで公演を見て、ふいご日和楽団に立ち寄り
日時: 2010年1月24日(日)15:00-A program
会場: DANCE BOX  (JR新長田駅)

KOBE-Asia Contemporary Dance Festival #01
オープニングプログラム
『Dance Circus ASIA編;Solo Collective』


A program
1. スーハイリー・ミシェリン (クアラルンプール出身/在住)
2. イム・ジョンミ        (釜山出身/大阪在住)
3. リュ・ソックン        (清州出身/ソウル在住)
4. 岡登志子          (神戸出身/芦屋在住)

新長田に引っ越してからまだ全然行ってなかったDANCE BOXにやっと行く。覚悟はしていたものの、新長田は遠い…。うちから電車で2時間半!本当は昨年12月23日のピチェ(タイ)の舞踊公演が一番見たかったのだが、その時は仕事の都合で行けずじまいでした。

今回の目当ては1.の、マレーシア出身スー・ハイリー・ミシェリンの作品。今までマレーシアのダンスで面白いものを見たことがないのですが(笑)、作品のコメントを読んで面白そうだと思ったのがきっかけです。
インドネシアの状況から類推して、マレーシアでもヴァージニア・ウルフとかフリーダ・カーロとかは余り知られてなさそうなのに、それをテーマにするとは珍しいなと思ったのでした。
公演後にちょっとお話をして本人に確かめてみたら、やっぱりマレーシアでもこれらの人物はあまり知られていないそうです。日本や西洋で共通理解になっていても、必ずしもインドネシアやマレーシアではそうではないのです。マレーシアとインドネシアでは状況は多少違うと思うけど、インドネシアではシェークスピアでさえ「誰でも知ってる」というレベルではないのだから…。
彼女はオーストラリアに留学しているから、欧米の人たちと同じ地平で話ができるレベルの作品を作ることが、マレーシアにとっても必要だと痛感しているみたいです。

■スー・ハイリー・ミシェリン経歴
ビクトリア大学(オーストラリア)芸術学科を卒業。在学中には、様々な振付家とのコラボレーションを行う。マレーシアに帰国後、ダンス界に新風を巻き起こす。2009年<BOH Cameronian 芸術賞>において[Most Promising Artist][Best Performer]のダブル受賞。バレエ学校や国立芸術大学ASWARAにてダンスを教える。

■作品タイトル: スパトゥ・ク(私の靴)

■コメント
自分の運命を見定める女性、政治家となる事とを夢見る伝統的な女性、自身の悲しみをドキュメントする女性。 ナジル・ブット、ヴァージニア・ウルフ、フリーダ・カーロそしてParksなどのフェミニストたちが生きたプレッシャー、決断そして強さや、情熱、 そして尊厳を残した大地にインスパイアされ、作られた実験的な作品。”歴史上ほとんどの時間を無名であったのは女性だ”(ヴァージニア・ウルフ)


スー・ハイリ―の作品は絵画的なイメージ。小さい段ボール箱を開けると靴が出てきて、その靴を履くことで、束縛やプレッシャーにとらわれたそれぞれの女性人物(テーマにある4人の女性)になり、それぞれのシーンを暗転でつなでいる。ブットになったシーンが、静けさの中に強さがにじみ出ていて好きだとスー・ハイリーに伝えたら、そのシーンが好きだという人が一番多いということでした。

ところで、今回上演した4人とも、なんとなく少しずつ作風が似通っている気がします。空間をちょこちょこと小さい歩幅で四角く巡るところとか、歌にのせて踊る部分の歌や動きのイメージとか…。といってワンパターンだと批判しているのでもありません。コントラストのある作品を1つのプログラムに入れ込んだのではなくて、グラデュエーションによって時間の流れが連続していく感じです。それはそれでよいとして、これは意図してそういう人選をしたのか、期せずしてイメージが似通ったのか、気になるなあ、というところでした。

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このあと、ふいご日和楽団に立ち寄る。

DANCE BOXに行こうと場所を地図で確かめていたら、あれれ、ふいご日和の拠点もこの近くだということに気づき、しかも24日に練習があるではないか!というわけで、DANCE BOXの公演が終わってからふいご日和に向かう。昨年、岸城神社の公演に出演してもらった代表の岩本さんと、講師で来ているハナジョスの2人に出会い、このあとハナジョスさんが神戸元町のプラネットアースというカフェ・ギャラリーで打ち合わせがあるというので、私と岩本さんもついていき、今後のお互いの活動内容について語りあったのでした。