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7/24ジャワ茶会に出席
京都に30年以上在住し、茶の湯を教えておられるスァーン・ビスゴー氏によるジャワ茶会に参会しました。ジャワを中心とするアジアのお道具を使い、ジャワガムランと舞踊がつくという茶会です。

待合にはガムラン楽器が置かれています。狩野派の掛軸もひっそりと飾られていましたが、メインは40cmほどの高さの仏像、その前にクリス(剣)が置かれています。

そこから庭を通って茶室へ。待合への廊下の上や庭に出たところ、本籍に銅鑼や小さな梵鐘が釣られています。庭にはひっそりインドか東南アジアの石仏もおかれています。

本席ではお菓子とお薄をいただきます。お道具は30-40年前からインドや東南アジア各地で集めたというもので撮り合わせています。昔、樹皮に字を刻むのに使っていた金属製のスティック(柄に美しい彫刻があります)を火箸にしたり、カンボジアだったかの僧侶が本当に托鉢に使っていたという鉢を建水にしたり、子供のころから実家にあったという、黒檀などを嵌め込んだ、木製の小さな合子(おそらくはエジプト製だという話でした)を香合にしたりと、見たてにとてもセンスがあります。スマトラ島の魚籠やベトナムの水差しなど、形がよく、かつて堺商人たちが南蛮渡来のものを見たてた時の楽しさはこんなものだったろうというのが伝わってくるような会でした。

お薄が終わると、半東が銅鑼をたたきます。それを合図に、演奏者と踊り手がスタンバイするという段取りでしたが、なるほどうまく銅鑼を使っていると思いました。普通、銅鑼は中立ちした後の客に席入りを知らせるのに使いますが、必然性のある使い方ですね。

待合に戻ります。演奏はハナジョスのローフィットさん、マルガサリの西さん、留学から帰国したばかりの西田さんの3人で1曲目が佐久間新さんの舞踊「チャンクレ」(男性舞踊)、2曲目が「プスポワルノ」、3曲目が失念、4曲目がウルル・カンバン、最後がウィヤンタリさんの舞踊「アユン・アユン」(女性舞踊)です。少数でグンデルやスレンテムなど柔らかい音色の楽器を持ってきているので、こんな風に座敷で聞くのがとても似つかわしい。本席と待合は庭を挟んで向き合っているので、本席から待合で上演される舞踊を見ても素晴らしいなあという話を、終わってからしました。

茶会終了後、演奏者たちもお茶をふるまわれましたが、私も一緒におしゃべり。ジャワ茶会もよくされておられるようですが、バリ茶会もよくされるとのこと。水屋を手伝ったのは、私の長年の友人の日本人の女性、男性の大学生、それにビスゴーさんに茶の湯を師事しておられる外国人の方2名でした。この2人、所作が美しくてビスゴーさんの指導の確かさがあらわれているなあと感心しました。

ビスゴーさんへのインタビュー記事↓
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/cover/foreigner/080729_chanoyu1/