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8/8 ランナー舞踊
API Fellowship10期として来日中のオングの公演「ランナー舞踊の夕べ」を見に行く。
オングはタイ舞踊家で、私は2007年、API Fellowship受給によるインドネシア調査をしているときに、ソロで出会い、2008年にスマトラでの現代舞踊見本市でも会っているのだが、日本でも会うなんて。世間は狭い!同じAPI FEllowshipの8期岩沢さんも来る。彼女も彼とタイで知りあっていたらしい。世間は狭い!

この会の主催者のアレックスさんは、わが町五條市にある源兵衛という、町家を改装した和食のお店をプロデュースしてます。

その源兵衛オープン前から、アレックスさんのことを聞いていたので、オングだけでなく、アレックスさんにお会いするのも目的。当日は以下の著書も持って行ってサインをいただく。アレックスさんが、どんどん破壊されていく日本の古き良き美を惜しみ、嘆き、失望しつつも、自分はその残像を見るのにまだ間に合った、と書いている本。ここ2,3年、留学していたソロの町に看板があふれて急速に汚い町化していることに失望していた私の心にぐさっとくる。茅葺屋根の家を買って住んだり、日本の古美術のディーラーをしたり、町屋再生事業に取り組み、筆を持って書も書ける氏のスケールを見ていると、自分の何もできなさ加減が自覚されて耳が痛い…

美しき日本の残像 (朝日文庫)美しき日本の残像 (朝日文庫)
(2000/09)
アレックス・カー

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ランナー舞踊の夕べ

日時: 2010年8月8日(日)18:00~20:30
場所: 庵「オリジン」ステージ
    (京都市下京区富小路通り仏光寺下ル筋屋町)


第1部(古典)
・ワイクルー /オング&ワウダオ
   神仏、師匠に捧げるイントロダクションダンス
・ドプ・マ・パープ /オング
   メコン川地方の武道にちなむ男性踊り
・ミャンマー舞踊/オング&ワウダオ
   ビルマ(ミャンマー)の操り人形を基にした踊り
・ランナーの宮中舞踊/ワウダオ
   長い爪を付けた舞、糸引きの舞

休憩:軽食/飲み物

第2部(現代)
・コラボレーション/ワウダオ&マイケル坂本
   現代ランナーと日本の「舞踏」の競演
・“Offering”/オング
   現代ランナー舞踊「お供え」

アレックス・カーの誕生日パーティー
アレックスと澤田先生による、金屏風への書。


ランナー舞踊

タイ北部のランナー王朝(13-20c初め)は、メコン川に沿って華やかな文化圏を形成しました。この文化圏は、ミャンマー、ラオス、中国雲南省、タイにいたる地域に広がり栄え、数百年にわたりチェンマイ市を都とし、優雅な音楽と舞踊を創出してきました。近代に入りランナーは現代タイ王国に吸収されたものの、今、芸術的「ルネサンス」として蘇っています。その担い手はロナロング「オング」カンパとワウダオ・シリスックに代表されます。彼等は伝統文化を基本にして、コンテンポラリースタイルを創造する現代の舞踊家として名をはせています。
「ランナー舞踊の夕べ」は二部構成で、第一部(古典)はメコン川周辺の伝統的な踊りを披露します。第二部(コンテンポラリー)では、この伝統舞踊が、いかにして現代社会に取り入れられるかを表現します。ワウダオは夫マイケル坂本(アメリカ人の日本「舞踏」アーティストとして高名)と共演します。最後にオングが現代的なランナ
ー舞踊を踊ります。