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サラワク&地震 よもやま話
4/20夜は、同じAPI Fellowで現在マレーシアで調査員をしているMさんの家に泊まらせてもらう。
タシックチニでのプロジェクトの様子について話したり、また彼女はもともとサラワクで調査していた人なので、いろいろサラワクの話で盛り上がる。

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私がクチンに着いた日(4/17)に、空港から市内にかけての道沿いに青地に秤マークの政党旗がずらっとはためいていて驚く。迎えに来てくれた人に聞いたら、昨日、州議会選挙があったばかりで、この旗は与党のものらしい。その旗は市内で全然見かけなかった。その話をMさんにしたら、空港の辺りは与党支持、市の中心部は野党支持なのだそうだ。

このサラワク州は入国審査もあるように、マレーシアとは違う独自の国という意識が非常に強いみたいだ。学校の先生の話の端々からも、ヌグリ(国)という語が出るが、文脈から明らかにそれはマレーシアではなく、このサラワクを指している。芸術方面の人だからよけいにそうなのかもしれない。

それに、この地域はクアラルンプールより華人が多そうだ。中国語の看板も目立つ。空港から市内に行くときに「不要回教国 ○○○○○」(すぐに通過したので○…部分は読みとれず)という看板が出ていてぎょっとする。マレーシアの国教はイスラムなのに!それでまた迎えの人に聞いてみたら、政治家の中には、道路を歩くにも男女別を徹底すべしというくらい過激なイスラム思想の人もいるので、そういうようなイスラムの国になるのはごめんだ、という意味らしく、イスラム全否定というわけではないようだ。この看板、写真に撮っておきたかったなあ。その看板の話にも、Mさんはびっくりしていた。

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地震の話になる。Mさんはお姉さんが関東にいるとかで、大変心配していたみたいだが、ここでは正確な情報が伝わってこなくて困る、特にアメリカのCNNは非常に恐怖を煽るような報道で信用できない、とのこと。私がKLで見た、4/7の地震ニュースもCNN放送だったので、同意。過剰に言う割には肝心の情報がないと、私もそのときに感じた。一番冷静な報道は英国のBBC放送だったと彼女は言う。

サラワクのホテルでも、現地の中国語新聞の国際版のトップのほぼ3/4面が地震というか被災した原発のニュースだった。だいたい紙面の1/3は枝野官房長官の話と彼の写真、その下に、枝野さんの記事の1/3~1/4くらいの大きさで菅総理の記事(写真も枝野さんより小さい!)、その下に原発の写真と記事…。ここでも総理の影は薄い。