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SIPA=Solo International Performing Artsの3日目、最終日。

ソロの芸大卒で王宮でも踊っていた私の数少ない友達が出演するので見に行く。私が「陰陽 ON-YO」というドゥエット作品を作ったときに、彼女に一緒に踊ってもらったのだ。彼女はそのときから付き合っていた同級生と結婚し、彼はマレーシアのコタキナバルで職を得たので移住してしまった。そして彼女はいまUniversiti Malaysia Sabahで舞踊を教えている。その生徒たちを連れて、彼女が振り付けた作品を上演するという、いわば里帰り凱旋公演。

典型的なジャワ伝統舞踊家だった彼女なのだが、話言葉がすっかりマレーシア訛りになっていて(インドネシア語もマレーシア語も同じ言語)、それに振り付けた内容もすっかりマレーシア現代ものになっていて(当たり前なのだが)、すっかり驚く!もう7,8年マレーシアに住んでいて、それだけ現地に溶け込んでいるのだろうけれど。

彼女の勤め先は芸術専門の大学ではなく、一般学生に舞踊を教えているので、ジャワ舞踊はやっぱり難しいらしい。というわけで、彼らの伝統舞踊(それも少ないみたいだが)の中から儀礼的なものをなるべくいろいろ勉強して、組み合わせて振りつけたという。釣鐘型みたいな舞台小道具があってそれが面白いと言ったら、それはやっぱり伝統儀礼で使うものなのだそうだ。

マレーシアの舞踊というわけで、私にとってはさほど面白くはなかったのだが(ごめんなさい、マレーシアの皆さん!)彼女の人生の軌跡がうかがえたことが何よりの収穫だった。彼女もがんばっているのだから、私も負けずにがんばらなくては、という感を新たにする。