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7/6 Retno Dumilah公演
2012年7月6日(金)20:00-
ジャカルタ芸術劇場(GKJ=Gedung Kesenian Jakarta)にて
「ルトノ・ドゥミラRetno Dumilah」公演
招待制

wayang pejabat

朝からジャカルタに飛ぶ。

この公演は、ただの舞踊劇ではない。wayang pejabat(役職者の劇)と通称されるように、現役大臣をはじめ、いろんな省庁の役人たちが6-7人くらいは出演する芝居なのである。ただし主役のセノパティ(ジャワのマタラム王家の始祖)とルトノ・ドゥミラという女性役は、どちらもスラカルタの芸大卒で、私の友達。群舞もまともに踊れる人が出演している。そうでなければ、ただの素人芝居になってしまう。ついでに、役人とはいっても、スナン・カリジョゴ役の芸術総局の芸術局長だけは正真正銘本物の(往年の)大舞踊家で、特別に見せ場があって、単独で踊った。

大臣をはじめとする役人やその他の実業家たちもみなジャワ人で、ジャカルタに在住するソロのクラトンやマンクヌガラン関係者である。ジャワ人たるもの、功を立て地位があがると、大規模ワヤン・オランを開催したくなるものらしい。そのあたり、オランダ植民地時代から変わらないメンタリティだな…。しかし、まあ、純粋に芸術的評価はできないとしても(歌の音程だとかがイマイチだったりするから)、全然素養のない人たちがやっているわけでもなくて、子供の頃は趣味で舞踊を習っていただろうなということは分かる。だから非常に楽しそうに演じているし、意外に振付に凝っている部分もあって、それなりに練習したはずだ。
芸術局長の話では、ジャワ人以外の役人たちには、スンダとかスマトラとか芝居が盛んな土地出身でも、自分たちで芝居をやろうという動きがないのだそうだ。こんなことするのは、ジャワ人だけらしい…