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10/15岸城神社公演、物語と写真
10/15の公演には、雨天の中ご来場くださいましてありがとうございました。
初めての昼間の公演、初めての舞踊劇仕立て、初めての地元の方との共演、子役の登場…と、いろんな新しい挑戦をいたしました。雨天のため、会場を戎殿の中に映しての開催となり、社殿前の境内でのびのびと舞踊劇を繰り広げる…わけにはまいりませんでしたが、いつも会場に足を運んでくださる熱心なお客様の前で上演できましたこと、とても良い経験となりました。また、雨のおかげでかえって間近で演奏を聞けて良かったという暖かいお言葉もいただき、大変嬉しく思っております。いつも、岸城神社では新しい試みをすることに挑戦しておりますが、また、この舞踊劇をこれからどんどん発展させていきたいと考えております。今後もよろしくご声援のほど、お願い申し上げます。

戎殿の中、神様が写らないように…ということで、写真撮影は今回遠慮していただきましたが、主催の方の記録をここに掲載し、物語の進行と出演者を紹介いたします。ピンぼけな写真はあえてソフトフォーカスを狙ってみた…と受け止めていただけましたら幸いです(笑)。雨天時の昼間の屋内、神殿内という制約があり、スタッフにはちょっと難しい条件でした。

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戎殿へと続くむすび市

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第9回 ジャワ舞踊・ガムラン奉納公演

日時: 10/15(日) 13:30~15:30
場所: 岸和田市・岸城(きしき)神社 戎殿

出演: ジャワ舞踊の会/ハナジョス/ビンタンララス/ウィジャヤ・クスマ
    (近藤チャコ、坂口裕美子、櫻井有紀、佐々木宏実、東山真奈美、冨岡三智、
     西岡美緒、西田有里、松田仁美、山下奈美、アナント・ウィチャクソノ、
     イワン・ベル、スラメット・スプリヤント、ローフィット・イブラヒム)
特別出演: 澤田亜矢子、寺田栄子
子役:    佐々木あるむ、更紗

主催: ジャワ舞踊の会(冨岡三智) / ハナジョス
協力: 特定非営利活動法人 ラヂオきしわだ
後援: 岸和田市、岸和田市教育委員会、
     在大阪インドネシア共和国総領事館、
     関西インドネシア友好協会  
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開会の曲 : 「ウィルジュン」
「つつがなく」という意味で、儀式の最初に演奏される曲。

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~ クトプラ風舞踊劇 『ひげの花嫁』 ~

その昔、南の島に王国あり。
政治に秀でた王は民を大事にし、民もまたそんな王を慕っていた。
緑豊かな土地には恵の雨が降り、豊穣を喜ぶ民たちの声が宮殿の内まで届くほどである。
今日もまた東より太陽が昇り、王宮では晴れやかな1日のはじまりを告げんと孔雀が羽を広げる。

(語り: 佐々木宏実)

(1) 王宮の庭園で戯れる女性たち
舞踊 「ガンビョン クトゥット・マングン」


王妃: 冨岡三智
侍女: 澤田亜矢子、寺田栄子
王女: 佐々木あるむ、更紗

ガンビョンはジャワのスラカルタ地方を代表する舞踊。王宮に取り入れられて洗練された。
今回は舞踊劇の内容に合わせ、冨岡三智振付。
クトゥット・マングンは鳴き声の良い鳥で、ジャワ人はその声を愛でる。

※ おつきの侍女役の澤田亜矢子さんと寺田栄子さんは岸和田市在住の三線演奏家です。舞踊の一部=ケバルの部分も冨岡と一緒に踊っています。ちなみに私たちの登場の歌(ボウォ)を歌っているのがアナント・ウィチャクソノ、舞踊の途中でストップした時に入る歌を歌っていたのが、シンデン(女性歌手)の松田仁美です。子供達2人は私が手にしていた羽の扇子がとても気に入っていたみたいです…。

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(2) 鬼の登場 : 鬼は姫を我が妻にしようとする。

鬼: スラメット・スプリヤント

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スラメットは岸城神社での公演に初登場です。また、この登場の音楽ではスンダ(西ジャワ様式)の太鼓で音楽が演奏されました。太鼓はイワン・ベル。彼も岸城神社公演初参加です。

(3) 姫の嘆き
歌 「パンジャン・イラン」


姫: 西田有里

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↑本当はもう少し後のシーンの写真ですが…右が姫、左が王妃(私)

幾千もの山を超え瞑想の修行を続ける王子あり。
その姿は凛々しく、歩みはまるで舞のように優雅である。
悲しみにくれる姫の前を、王子とのその一行が通りかかる。


(4) 旅の王子が現れる
舞踊 「クロノ・アルス ジュンクン・マルディヨ」


王子: ローフィット・イブラヒム
従者: 西岡美緒、坂口裕美子、櫻井有紀

ジョグジャカルタ宮廷舞踊家K.R.Tサスミントディプロ振付。実らぬ恋とも知らず、
美しい女性にひたすら恋するジュンクン・マルディヨ王子を描いた男性優形舞踊。

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※ 王子役がローフィット・イブラヒム、いつも太鼓を叩いている彼が踊るのも岸城神社公演では初めてです。従者は西岡美緒、坂口裕美子、櫻井有紀の3人の男装の麗人たち!王妃と姫は後ろで演奏に入っております。

(5) 姫、王子に助けを求める
歌 「シノム・パリジョト」


王子、「私が鬼のもとへ参りましょう。婚礼の準備をしてください。
花嫁に扮し、鬼のすきを狙い、必ずや姫と姫の王国を救ってみせましょう。」

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漫画か宝塚に登場しそうな王子です…。

~ 休憩 ~

いよいよ、婚礼の日がやってきた。喜びに胸震わせる鬼の姿。

(6) 鬼の悦び
音楽 「エリン・エリン」


姫に化けた王子と、婚礼の品々をもった者たちが列をなして鬼の元にやってくる。

(7) 鬼と姫の結婚式
音楽 「コドッ・ゴレ」


鬼、「おお!姫にひ、ひ、髭がはえているー!だ、だましたなー!」

(8) 王子と鬼の戦い
舞踊 ジャティラン

騎馬武者(王子の援軍): 西岡美緒、坂口裕美子

ジャティランはジャワの農村で発展した芸能で、多くの若者が竹で編んだ馬にまたがって踊る。
仮面をつけた踊り手が加わることもあり、また最後にトランス状態に入ることもある。
収穫祭など村の儀礼で上演される。

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鬼は敗れ、王子は次の修行へと旅発つ。

~ ~ ~

閉会の曲

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色んなカメラによる記念撮影があったため、みんなの視線がいろんなところを向いている…とはいえ、まとまりがない集団ですね(苦笑)。私の前にあるのはカンパ箱。男装の麗人の一人(櫻井)が一足早く出ていて、写真には写っていません。