2007/10/11 Thu
断食期間中の楽器のお清め(Jamasan Gamelan)
断食の1ヶ月間は、ガムラン音楽や舞踊の練習はお休みになります。宮廷では楽器を鳴らすことは許されず、この期間に楽器を洗い清めます。
以下の写真は2006年10月9日、マンクヌガラン宮でのKyai Udan Arum, Kyai Udan Asihという銘の楽器のお清めのときのものです。これらの楽器には魂が込められ、イスラム聖人と同じくKyai〜と呼ばれ尊ばれていますので、最初にお供えをして、これからお清めをする許しを得るために祈り、皆でそのお供えを食べてから、洗いに取りかかります。
王宮ではガムランといっても何セットもあります。順に洗っていき、予算の都合で翌年以降に廻されるものもあります。このKyai Udan Arum(香りの雨), Kyai Udan Asih(慈しみの雨)の2セットも、当初は来年に廻すということだったのですが、急遽今年(2006年)洗うことになったというので、私も駆けつけました。
この2セットは王宮らしい豪華なセットで、サロン類の数がやたらに多い、ということは演奏するのに通常のガムラン・セットより多くの人出を必要とするので、なかなか演奏に使われることがありません。私は、2000年、2001年のマンクヌゴロ王の即位記念日で"Bedhaya Suryasumirat"が上演された時にこの楽器を初めて見たのですが、それ以降は使われていないということでした。
【写真1】

お供えは、まあ普通のものです。写真上にあるのがナシ・トゥンパン nasi tumpeng (円錐状のご飯)、写真中がバナナ、果物類とジャジャン・パッサール jajan pasar(市場で買ってくるおやつ)です。jajan pasarといっても、普通は、田舎の人が市に売りに来る手作りおやつが入っているものですが、マンクヌガラン宮のjajan pasarでは市販のパンがよく使われます。確かに買ってくるお供えものというカテゴリーには入っているのですが…。
【写真2】

楽器を安置する部屋の前で、全楽器を代表して4台のサロンを置きます。お香を焚き、水にバラの花びらを浮かべて(kembang setaman)、お祈りをします。
【写真3】

バラの花びらを浮かべた水で、楽器の鍵盤も胴部も洗います。
以下の写真は2006年10月9日、マンクヌガラン宮でのKyai Udan Arum, Kyai Udan Asihという銘の楽器のお清めのときのものです。これらの楽器には魂が込められ、イスラム聖人と同じくKyai〜と呼ばれ尊ばれていますので、最初にお供えをして、これからお清めをする許しを得るために祈り、皆でそのお供えを食べてから、洗いに取りかかります。
王宮ではガムランといっても何セットもあります。順に洗っていき、予算の都合で翌年以降に廻されるものもあります。このKyai Udan Arum(香りの雨), Kyai Udan Asih(慈しみの雨)の2セットも、当初は来年に廻すということだったのですが、急遽今年(2006年)洗うことになったというので、私も駆けつけました。
この2セットは王宮らしい豪華なセットで、サロン類の数がやたらに多い、ということは演奏するのに通常のガムラン・セットより多くの人出を必要とするので、なかなか演奏に使われることがありません。私は、2000年、2001年のマンクヌゴロ王の即位記念日で"Bedhaya Suryasumirat"が上演された時にこの楽器を初めて見たのですが、それ以降は使われていないということでした。
【写真1】

お供えは、まあ普通のものです。写真上にあるのがナシ・トゥンパン nasi tumpeng (円錐状のご飯)、写真中がバナナ、果物類とジャジャン・パッサール jajan pasar(市場で買ってくるおやつ)です。jajan pasarといっても、普通は、田舎の人が市に売りに来る手作りおやつが入っているものですが、マンクヌガラン宮のjajan pasarでは市販のパンがよく使われます。確かに買ってくるお供えものというカテゴリーには入っているのですが…。
【写真2】

楽器を安置する部屋の前で、全楽器を代表して4台のサロンを置きます。お香を焚き、水にバラの花びらを浮かべて(kembang setaman)、お祈りをします。
【写真3】

バラの花びらを浮かべた水で、楽器の鍵盤も胴部も洗います。